“最も映画が観たくなる予告編”を選出する「第2回 BS10 スターチャンネル映画予告編大賞」の授賞式が、東京・スペースFS汐留で行われた。授賞式には、審査員を務めたウィリアム・アイアトン(アイアトン・エンタテインメント株式会社 代表取締役)、戸田奈津子(映画翻訳者)、LiLiCo(映画コメンテーター)らが出席。さらにスペシャル・プレゼンターとして、俳優で映画監督の陣内孝則も登壇した。
映画専門サービス「BS10 スターチャンネル」を運営する株式会社スター・チャンネルによって、昨年からスタートしたこの賞。今年は新たに邦画部門も加わり、洋画部門49本、邦画部門28本、計77本の映画予告編がエントリーされた。
第2回のグランプリに輝いたのは、ポール・ヴァーホーヴェン監督、イザベル・ユペール主演によるサイコスリラー『エル ELLE』(配給・ギャガ)。予告編制作は、「ネオン・デーモン」「たかが世界の終わり」などの予告編を手掛けた映像制作会社のTommy Gnosisが担当した。
審査員長のアイアトンは「シーンを細かく刻んで、結末を分からないようにしながら、視聴者にあらゆる想像をさせる。非常にドキドキする予告編で、映画館に足を運びたくなった。そこが素晴らしかったです」とグランプリ選出の理由を語った。陣内も「非常にいい塩梅で本編を期待させる出来になっていたと思います」とコメント。LiLiCoも「予告編の日本語テロップの見せ方で『この映画はきっととんでもない方向に行くんじゃないか?』とにおわせてくれて、ゾクッとしちゃいました!」と絶賛した。
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