“ダークヒーロー”二宮和也に竹内涼真が翻弄される!「ブラックペアン」にドラマ通も期待!!

2018/04/04 17:36 配信

アイドル

竹内涼真(C)TBS

カギは「とにかく1イメージで突っ走れるか」


中でも本作の完成度を大きく左右するのが、主演・二宮のキャラクター性を強烈に打ち出せるかどうか。

二宮といえば、映画「母と暮せば」(2015年)で第39回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するなど演技力に定評がある。ドラマに詳しい芸人・こじらせハスキーの橋爪ヨウコ氏は「二宮くんがTBS系の連続ドラマに出演するのはドラマ『流星の絆』以来約10年ぶり。二宮くん出演のドラマはハズレなし!と言われるぐらい面白い作品が多いので、今作はどんなダークヒーローを演じるか今から楽しみ!」と猛プッシュ! 

テレビ・ドラマ解説者でコラムニストの木村隆志氏も、「見たいのは、十八番のシリアスな役を得た二宮の怖さ。半端にヒーロー扱いせず、『オペ室の悪魔』という1イメージで突っ走れるか。手術成功率100%は『ドクターX―』(テレビ朝日系)の大門未知子と同等レベルであり、映像の迫力では随一の福澤克雄監督が手掛けるだけに、スケールあるオペシーンになりそう」と、渡海のキャラクターに期待を寄せる。

また、二宮演じる渡海に翻弄される研修医・世良雅志として竹内涼真が出演。イケメン2人の共演は話題を呼びそう。

本作が日曜劇場101作目(1993年4月期の連続ドラマ枠移行後からカウント)。名門枠の新章スタートを飾る「ブラックペアン」に注目だ。

【識者プロフィール】

●ライター 小田慶子(おだけいこ) テレビ誌編集者を経てフリーライターとなる。日本のドラマ、映画に精通しており、雑誌やWebなどで幅広く活躍中。

●テレビ・ドラマ解説者 木村隆志(きむらたかし) 各媒体に月20本を超えるコラムを提供し、「新・週刊フジテレビ批評」(フジテレビ)などにもコメンテーターとして出演する。

●お笑い芸人 橋爪(はしづめ)ヨウコ 2002年にデビュー。2014年からはドイツみちこと“こじらせハスキー”として活動。テレビ好きで、ドラマ関連の連載も持つ。

●メディアジャーナリスト 長谷川朋子(はせがわともこ) フランス・カンヌで開かれる世界のテレビコンテンツ見本市を約10年取材。エンタメビジネス事情が得意分野で、多くの媒体で執筆。

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