4月4日に放送された連続テレビ小説「半分、青い。」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか)では、ヒロインが“鈴愛”と命名されるエピソードが描かれた。
“スズメ”というのはあまり一般的ではない、めずらしい名前だが、実は「半分、青い。」は“スズメ”に不思議な縁があるようだ。
本作の制作発表会見にて、脚本を務める北川悦吏子は次のように明かしていた。
「『新しい靴を買わなくちゃ』(2012年)という映画を撮ったんですが、桐谷美玲ちゃんの役名が“スズメ”なんです。かわいいなと思って付けたんですけど、プロデューサーの岩井俊二さんに『“スズメ”はヒロインの名前だよ。脇役で“スズメ”なんて、名前が良すぎる』と言われたんです。その話を家で娘にしたら、『私も“スズメ”が良かったな』なんて言い出して。そんなに良いのかな…と思ったんです。
長く生きていると、同じ名前の知り合いも増えますよね。1つの名前で、3人くらい思い浮かぶようになっちゃう。だから(別の作品で)同じ好きな名前を使ってもいいかと決めまして、“鈴愛”にしました」
そんな思い入れの強さが、ほぼ1話を名づけのエピソードに使うことにもつながっているのだろう。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)