――中でも一番ルールが厳しいのが「俳句」だと思いますが、こちらは一進一退というところでしょうか。
全然分かんないです。全くつかめてないです。一番しんどいです。
――どのくらいかかりますか?
テーマを聞いてから締め切りまで5日くらいありますけど、その間はずっと何をしてても考えてますね。移動中に「歳時記」開いてみたりとか。ずっと頭にありますね。
――夏井いつき先生は、「発想は素晴らしい」と発想を評価されていますが、どんなところからひらめくんですか?
それが浮かぶ時と全く浮かばない時があるんですよ。「絵手紙」も「消しゴムはんこ」も“これええな”とか自分で判断できますけど、「俳句」は全然分かんないですからね。
正直、僕くらいじゃないですか、特待生でこれがいいのか悪いのかイマイチ分かってないのは。
――手応えあった一句は?
ないです。
――では、印象に残っている一句は?
「750cc(ナナハン)の タンクにしがみつく 寒夜(かんや)」ですかね。「750cc」の表記で「ナナハン」っていうのはバイク乗ってる人は分かると思うんですけど、それを使っていいのかとか。「タンクにしがみつく」という中9文字でいいのかとか。分からずにやって、何とか功を奏したパターンですね。
――夏井先生へ一言!
僕に関してはぐうの根も出ない。ようもこの駄作を素晴らしいものに変えはるなと。電話相談室みたいなの開いてほしいですね。俳句を出す前に「これどうなんですか」って聞きたいわ。
――「プレバト!!」出演で、普段の生活に変化はありましたか?
普段は手ぶらですけど、「俳句」を始めて「歳時記」入れるためにカバン持ち歩くようになりましたね。季語ってどんどん増えていってるみたいで、「こんな言葉も季語なんや」と見てると面白いですね。
――どのジャンルでもかまいません。ライバルは?
「俳句」で、同期のフジモン(藤本敏史)が、あんなに背中すら見えないというね。なかなかライバルとは言えないですけど、すごいと思いますね。
――これからの目標は?
「消しゴムはんこ」は名人目指したいですけど、これもどっかで壁にぶち当たるんでしょうね。
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