「勉強の仕方が論理的なので、自分の作った句を客観的に読むことができるようになってると思います。だから今回あまりにもベラベラ説明してたけど、あそこまで説明する必要もないんですけど(笑)。それだけいろんなことを考えて、あらゆる角度から自分の句のまずいところを分析して、そこを直していくということを丁寧に根気よく学んでらっしゃる印象が強いですね。
伸び率は一番すごい。私、「NHK俳句」(毎週日曜朝6:35-7:00、NHK Eテレ)という番組をやってるんですけど、そのテキストの連載を一言一句こぼさず読んでるんじゃないかなと思う節があって。勉強が好きな方だなと思いますし、その分だけ確実に上手になってますね。
俳句はスポーツの筋トレみたいなもので、俳句のメカニズムを知ってそれをこつこつと反復練習すると、ある程度のところまでは誰でも確実に上手になるんです。東国原さんは、今、嬉々として筋トレをして、着実にまっしぐらに上手くなってる感じです。私もこう見えて体育会系だったんですよ。筋トレや反復練習をするのを厭わない体育会系の人は上手くなる。あと理系の人は言葉と言葉をパズルみたいに組み合わせることに違和感がないんです。だから体育会系の精神力を持っている理系の脳みその人がいいのかもしれない。
■4月9日(月)は「水彩画」初登場で“才能アリ”と評価され、特待生入りを目指す土屋アンナに直撃!
文=国川恭子
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