「情熱大陸」20周年!番組スタッフが選んだ“神回”は!?

2018/04/08 11:00 配信

芸能一般

4月の「情熱大陸」はシリーズ「ハタチの情熱」を放送。(写真左から) 箏曲家・今野玲央、囲碁棋士・一力遼、映画監督・松本花奈、新体操選手・皆川夏穂(c)MBS


長寿ドキュメンタリー番組「情熱大陸」(毎週日曜夜11:00-11:30TBS系)がこの春に放送20周年を迎える。文化、芸能、スポーツなど、各界の第一線で活躍する人々に密着し、彼らの情熱を伝え続け、視聴者の記憶に強く残る“神回”も数多く生み出してきた「情熱大陸」。今回は番組スタッフ達に、自身にとっての“神回”を選んでもらった。

申成晧プロデューサーが選ぶ神回「予備校講師 林修」(2013年5月19日放送)


取材の時期、予備校の授業がなかったので、テレビ出演や取材など、本業とは別のことをしている林先生を撮るしかなかった。それでも、お互いの関係ができていく中で、林先生の人柄のようなものが映し出されるようになって。こういうアプローチもあるんだなと実感した回です。

山本喜彦プロデューサーが選ぶ神回「プロサッカー選手 福田健二」(2008年2月10日放送)


「この人を取材したい」と思って自分で企画を出して、初めてディレクターを担当させてもらった回です。僕は学生のころ、「情熱大陸」に元気づけられていたので、その恩返しができたような気がして、やっぱりうれしかったですね。これからも30周年、40周年と続いてほしいです。

辻陽子ディレクターが選ぶ神回「作曲家 三宅純」(2017年1月29日放送)


「作曲している姿はNG」など、なかなか撮影させてもらえなかったんですが、あるとき、1日の行動を表にしていただいたんです。それを見たら、意外と三宅さんの人となりが浮き彫りになって。撮影できる限りの中で、こんな表現の仕方もあるんだと気付かされました。

石飛篤史ディレクターが選ぶ神回「仕立屋 スズキタカユキ」(2016年9月25日放送)


放送の3年前からずっと取材したいと思い、何度もお会いしていたので、放送が決まったときは本当にうれしかったです。いざ取材してみると、「こんなに働く人に初めて出会った」と驚きました。頭の中に浮かんだデザインを次々と形にしていく姿は圧巻で、刺激を受けた回でした。