長寿ドキュメンタリー番組「情熱大陸」(毎週日曜夜11:00-11:30TBS系)がこの春に放送20周年を迎える。文化、芸能、スポーツなど、各界の第一線で活躍する人々に密着し、彼らの情熱を伝え続け、視聴者の記憶に強く残る“神回”も数多く生み出してきた「情熱大陸」。今回は番組スタッフ達に、自身にとっての“神回”を選んでもらった。
取材の時期、予備校の授業がなかったので、テレビ出演や取材など、本業とは別のことをしている林先生を撮るしかなかった。それでも、お互いの関係ができていく中で、林先生の人柄のようなものが映し出されるようになって。こういうアプローチもあるんだなと実感した回です。
「この人を取材したい」と思って自分で企画を出して、初めてディレクターを担当させてもらった回です。僕は学生のころ、「情熱大陸」に元気づけられていたので、その恩返しができたような気がして、やっぱりうれしかったですね。これからも30周年、40周年と続いてほしいです。
「作曲している姿はNG」など、なかなか撮影させてもらえなかったんですが、あるとき、1日の行動を表にしていただいたんです。それを見たら、意外と三宅さんの人となりが浮き彫りになって。撮影できる限りの中で、こんな表現の仕方もあるんだと気付かされました。
放送の3年前からずっと取材したいと思い、何度もお会いしていたので、放送が決まったときは本当にうれしかったです。いざ取材してみると、「こんなに働く人に初めて出会った」と驚きました。頭の中に浮かんだデザインを次々と形にしていく姿は圧巻で、刺激を受けた回でした。
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