4月24日(土)から公演される丸美屋食品ミュージカル「アニー」の公開リハーサルが23日(金)、青山劇場で行われた。本作は、1930年代に起きた世界大恐慌の時代の中、ニューヨークの孤児院で育った少女アニーが、どんな逆境にも負けず明るく前向きに生きていく姿を「愛・希望」をテーマに表現したもの。
1977年にブロードウェイで開幕した舞台は、演劇界最高峰トニー賞で作品賞をはじめ7部門を受賞し、日本では、1986年の初演からことしで25年目を迎えた。
今回、物語の中心となるアニーは9000通の応募から選ばれた中原櫻乃(スマイル組)、澤田真理愛(トゥモロー組)のWキャストで演じる。子役たちを支える大人キャストには目黒祐樹、森口博子、岩崎良美、水谷あつしらベテラン陣が脇をかためる。
今回から新たにアニーの舞台に加わり、孤児院の院長のミス・ハニガンを演じる森口は「この作品には、私の人生のテーマである『明日』がたくさん詰まっています。舞台のプロである私でさえ、本当に幸せな気分になるミュージカルです」とコメント。さらに、アニーを陥れようとする意地悪な役どころについて、「稽古中も、子供たちの澄んだ歌声や瞳に触れて、イジメ役の役作りの気持ちが何度も萎えそうになりましたが、9000人の中から選ばれた子供たちが輝けば輝くほど、私の悪態も輝くのでお見逃しなく!」とコメントし、アピールした。
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