女子の生き方は一つじゃない!今春、幸せ目指して突き進む個性的な女子を描く作品が続々とスタート。その中から、ハンディキャップも面白がれる“超ポジティブ女子”、仕事も恋も一度に失った“どん底女子”、そして初恋を15年くすぶらせる“こじらせ女子”をピックアップ!
連続テレビ小説「半分、青い。」(放送中、毎週月~土曜朝8:00-8:15ほかNHK総合ほか)は、岐阜県東濃地方のとある田舎町に生まれたヒロイン・楡野鈴愛(にれのすずめ・永野芽郁)が、バブル期から平成の低成長時代へ、幾多の失敗にもめげずに七転び八起きの人生を駆け抜ける姿を描く。
鈴愛の魅力は何と言っても“ポジティブ”であること。
「思い立ったら即実行」の鈴愛は、どんな失敗も「やってまった」と明るくやり過ごす。「やってまった」は岐阜弁で「やってしまった」の意味で、ドラマでもたびたび登場する。
朝ドラヒロインの口ぐせといえば、流行語大賞にも選ばれた「あまちゃん」(2013年NHK総合ほか)の「じぇじぇじぇ」、平均視聴率で朝ドラ今世紀最大の高さを記録した「あさが来た」(2015-2016年NHK総合ほか)の「びっくりぽん」など。
「やってまった」も流行語に!?との期待も高まるが、演じる永野は、「はやらせたいとは思っていないですが(笑)、大事に言っています!」とコメント。
そして鈴愛は、片耳を失聴しても“面白い”と感じられる感性を持つ。
鈴愛は小学3年生のとき、突然左耳を失聴してしまう。だが、落ち込むどころか雨音が片側しか聞こえないことを面白がり、雨上がりの青空を見て「半分、青い。」とつぶやくような、ユニークな感性で乗り越える。
放送中の第2週(4月9日~放送)では、元気いっぱいに過ごしていた小学3年生の鈴愛(矢崎由紗)が片耳に異変を感じるようになる。
母・晴(松雪泰子)と父・宇太郎(滝藤賢一)は、町医者である貴美香(余貴美子)の勧めで、鈴愛を名古屋の大学病院に連れていくことに。数日後、検査結果を聞きに行った両親は、医師から鈴愛の左耳は失聴してしまったと告げられる。
自分の耳に小人がいて、たまに歌って踊ると楽しげに語る鈴愛に対し、晴と宇太郎は本当のことを教えることを決める。
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