――撮影現場を見学した感想は?
原作は10年前の執筆時に、その20年前を描いた作品ですが、撮影を拝見していると、“物語が現代によみがえった”という感じがしてワクワクしました。
原作の舞台は1988年と、今から30年前なので、医療を取り巻く環境はかなり違う。でも医療の本質は変わらない部分も多い。
そういう部分もすべてひっくるめて、新たな傑作を生み出していただけそうだ、という気持ちがしています。
――ドラマのどんな部分が面白そうだと感じましたか?
渡海(二宮)と高階(小泉)の手術室での対決シーンが、今後も軸になると思います。今日拝見した2話が前半の1つの山場でしょう。手術シーンの緊迫感や臨場感も含め、素晴らしい作品になるという予感が、確信に変わりました。
――渡海を演じる二宮さんの印象は?
一流の外科医というのは危機的な状況に直面しても、どこか肩の力が抜けたような、余裕を漂わせているものです。
渡海を演じる二宮さんにはそうした感じがよく出ていて(たぶん地じゃないかと思える部分もありましたが笑)、素晴らしい外科医像を作り出してくださると思います。
とにかく、予想は遙かに超えていました。もちろん多少のリップサービスはありますけど(笑)。
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