安室とのコラボが話題沸騰! デビュー10周年を迎えたAIに注目!!

2010/04/28 17:24 配信

音楽 芸能一般

「アメリカン・アイドル シーズン9」の番組ナビゲーターで活躍中!

ことしデビュー10周年を迎えたAI。3/31にリリースされた10周年第1弾シングル「FAKE」では、安室奈美恵との日本最強コラボが実現。さらに、FOXで放送中の視聴者参加型の公開オーディション番組「アメリカン・アイドル シーズン9」の番組ナビゲーターに抜擢されるなど、今後の活躍がますます期待される彼女に話を聞いた。

―――「FAKE」で安室奈美恵さんとコラボレートすることになった経緯を教えてください。

7年前にわたしが彼女のプロジェクト・SUITE CHICに参加させてもらった時、すごく“マッチ感”を感じて、いつかわたしの曲も一緒にやってほしいなと思ってたんですよ。それで、アムロッティー(安室)には毎年、「一緒に曲やろうよ」って言い続けてたんですね。会うたびにボソッと(笑)。そしたら今回たまたまタイミングが合って、やっと念願がかなったって感じです!

―――安室さんの魅力とは?

まず、やっぱり顔が小さいですね(笑)。目もウルウルしていて、わたしよりも年上なんだけど愛くるしいんですよ。しかも、その見掛けとは裏腹にしっかりとした内面がある。そんな彼女と一緒にやるからには、この2人だからこそできるものを作りたかった。

―――「FAKE」はまさにそんな2人らしさが光るエネルギッシュなダンスナンバーですが、フラれる女性を描いた歌詞は意外でした。

歌詞は正直、迷って、何か面白いネタがないかと思って女友達のところへ話しに行ったらちょうど失恋の話をしていて。その子は「逃した魚は大きいわよ」とか言って強気なんだけど、ずっとその男のことばかり話してるの。たぶん、まだどっかで好きなんだけど、愚痴りたいみたいな。そういう感じってかわいいなと思って、そのまま歌詞にしました(笑)。アムロッティーに限ってこんなことなさそうだから逆に面白いし。人に「フェイクだ」って言うのは失礼かなとも思ったんですけど、アムロッティーと一緒なら怖いものはないかなと(笑)。

―――ミュージックビデオでも息の合ったパフォーマンスを見せていますね。

わたしの格好がウケるけどね。パンツ1丁だから(笑)。アムロッティーがカッコイイので、わたしは別にギャグでいいかなみたいな。撮影は本当に楽しくて、車の中でガールズ・トークするシーンでは、わたしたちの声は周りに聞こえていなかったので、いろんな恋愛の話をしていました。あとは何といっても一緒に踊れたことが楽しかった!

―――一方、カップリングの「Family」は家族を歌ったドラマティックなミディアムナンバーで、「FAKE」とは雰囲気が全く違いますね。

そうですね。家族に対するすごくパーソナルな思いを書いていて、わたしにとっては「家族ってこうだ」っていうリアルな歌詞になったと思います。サビもすごくシンプルなんですけど、でも、力強いかなと思って。この曲を歌っていると涙が出そうになります。

―――第1弾シングルがこれだけ素晴らしいと、次も期待しちゃいます。

今、いろいろと準備してますよ。すでに(アフリカ出身のHip Hopシンガー)ケイナーンと初コラボしたコカ・コーラ社のキャンペーン・ソング「Wavin' Flag」っていう曲はCMで流れているし、ほかにもカッコイイ曲がどんどんできています。ことしはフィーチャリングをとにかくバンバンやってパワーをいっぱいもらおうかなと(笑)。

―――音楽活動以外では、2月から「アメリカン・アイドル シーズン9」の番組ナビゲーターをされていますが、これまでを振り返っていかがですか?

最高に楽しいですよ。自分の仕事の中で一番かもしれない(笑)。自分が歌をやっているからかもしれないけど、もともとオーディション番組を見るのが大好きなんですよ。特に「アメリカン・アイドル」の大ファンだったので、視聴者の方よりも早く番組を見られることがうれしくてしょうがない(笑)。

―――参加者の中にはお気に入りもいたりして?

そうですね。その人が脱落してしまったら、じゃあ、次はこの人にしようかなとか。でも、みんなそれぞれ個性があって上手なんですよ。たとえ優勝できなくてもデビューする人もいるし、何があるか分からないところも面白いです。

―――今後の見どころを教えてください。

今、勝ち残っている人たちはもう、文句のつけようもないほど素晴らしい人たちばかりなんですよ。それぞれに家庭の事情があったりもするし、音楽だけじゃなくて自分のライフスタイルとかも歌に影響していると思うので、ものすごく見応えがある。わたしも見ていて勇気をもらえるし、歌を始めた時の気持ちを思い出させてくれる。本当にいい番組ですよ。そんな中でわたしがナビゲーターとして面白おかしく盛り上げて、人の目をグッと引き付けることができたらいいなと。「なんだよ、こいつ」って思われようが何だろうが、とりあえずそれで番組を見てもらえたらいいです(笑)。