――楡野(にれの)家は祖父役の中村雅俊さんを筆頭に、父親役の滝藤賢一さん、母親役の松雪泰子さんと演技派ぞろい。お芝居のすごさを感じる瞬間はありますか?
瞬間どころではなく、ずっと感じてます。どうやったらそうできるんだろうって、すごい感じます。お芝居している間はあまり考えないですけど、モニターチェックしてるときにやっぱ違うなって! 客観的に見てホントすごいなって思うんです。でも、真似しようにも分からねーって(苦笑)。
――そんな上村さんが夢見る将来像は?
できる限り、年を取っても続けていきたいんです、俳優を。よく、あるベテラン俳優さんの病床に脚本があったというようなエピソードを聞きますが、僕も最後の最後まで次の芝居のことを考えていたいなって思っています。
――とても21歳とは思えない渋い夢ですけど、友達とかにおじいちゃんぽいって言われません?
友達には言われませんけど、家族には言われます(笑)。友達にはしょうがないヤツだなって世話される方です。友達との待ち合わせには遅刻することが多いので、僕だけ集合時間を早めに教えられたりとか(笑)。
――普段から弟キャラなんですね。
そうですね、言われてみれば、そうなのかも?(笑)。
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