バラエティーでありながら、グッと心をつかむドキュメンタリー要素もこの番組には欠かせない。月並みな言葉になってしまうが、真剣に課題に取り組む5人の姿には勇気や励ましをもらえる。
もしかすると、Sexy Zoneは今年の24時間テレビのメインパーソナリティーを務める上で、「頑張る人を応援する」ことに説得力が足りないと本人たちが感じたのではないだろうか。
その不安を払拭するかのように「まずは自分たちが頑張るところから」と動き始めた5人。
たった3日間だが、1歩踏み出す勇気、汗を流し課題に向き合う姿、結果に向かって努力する過程に、心動かさずにはいられない。
やはり、頑張ることは素晴らしいことだ。新年度のスタートダッシュに乗り切れなかった人も、「これまで一度も人生で頑張れたことがない」と思う人だって、今からでも遅くはない。ゆっくりこの番組を見てから、考え、動いてみればいいと思う。
Sexy Zoneが初めて挑む過酷なミッションということは、これまで彼らを応援してきたファンたちにとっても初めてのが姿が見られるということ。
この番組は彼らが5年後、10年後、振り返った時に「ターニングポイント」と言えるだけの内容に仕上がっている。きっと、この番組でファンになる人もいるだろう。「新参者」だと遠慮せずに、「この番組から始まった」と胸を張ってほしい。
夏の「24時間テレビ」へ、責任を持って成長しようとする5人の姿がたっぷり詰まった1時間。視聴後には、Sexy Zoneを応援せずにはいられなくなっているだろう。
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