ガソリンスタンドで働く夏海(文音)は、父の跡を継ぎ一人前の漁師を目指す高校時代からの友達・大和(三浦)にプロポーズされる。結婚を決めたことを報告するため、二人はまず、夏海の両親の元へ、そして施設で暮らす夏海のばぁちゃん・キヨ(草笛)の元へ出向く。
夏海は、両親が共働きだったことで、幼いころからキヨに育てられたばぁちゃんっ子だった。自宅の庭で足を骨折してしまったことで歩けなくなってしまい、車椅子の生活をしているキヨ。久々に施設で再会した夏海は、なんとかキヨを励まし、元気を取り戻してほしいと悩む。
そんな彼女が思いついたこと、それは「結婚式のバージンロードをばぁちゃんと歩く」ということだった。ひたむきな夏海の思いが、キヨに“歩く”という目標を与え、次第にその目標がキヨの希望へと変化していく――。
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