劇場版「名探偵コナン」シリーズの22作目となる「名探偵コナン ゼロの執行人」が4月13日(金)より公開される。上戸彩はゲスト声優として、物語の鍵を握る弁護士・橘境子を熱演。2006年のTVアニメ出演から12年ぶりの出演となった上戸に、大人も楽しめるコナン映画の魅力、そしてスタッフ陣を驚かせた驚異の成長っぷりについて語ってもらった。
ーー上戸さんにとっては12年ぶりのコナン作品となりますね。
本当に久しぶりですね。特に劇場版の「名探偵コナン」シリーズって、もう毎回のように興行収入1位を飾る人気の映画ですから、依頼をもらった時は光栄でした。私自身も大好きな作品ですし、何より地元の友達の息子がコナンの大ファンなので、その子に自慢したい一心で「やります!」って即答しました(笑)。
ーー久しぶりにコナンの世界に入ってみて、いかがでしたか?
驚きです。コナンからは少し離れていた時期もあったので、お話をいただいたのをきっかけに、「名探偵コナン 純黒の悪夢」を見たら、安室(透)さんや赤井(秀一)さんが大活躍していて、「あれ? 主人公増えた?」って(笑)。知らない新キャラもたくさん登場しているし、組織とか人間関係もすごく複雑になっているし。コナンはこんなにも進化を遂げていたのかと戸惑いました。
ーー今回の映画ではサイバーテロが描かれるなど、犯行方法からして昔とは違いますよね。
サイバーテロの描写とか、台本を読んでも何がどうなっているのかさっぱり分からなくて。「これ子供が理解できるのかな?」って心配になるほどでした(笑)。台本で読んだからそう感じるだけで、絵が付いたらまた違うんでしょうけど、それにしてもハイテクになりました。
ーーむしろ今の子供達の方がすんなりと理解できるのかもしれません。
そうかもしれないですね。劇中で、私が演じる境子と博多大吉さんが演じる二三一がテレビ電話で話すシーンがあるんですけど、今では当たり前の描写がいちいち「現代っぽいな」と感じちゃって、同時にコナンから離れていた月日の長さを思い知らされます。私たちが子供のころは、そんなシーンなんて考えられなかったですからね。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)