ニューヨークでジャズピアニストとして活躍する大江千里。1980年代からシンガー・ソングライターとして、「格好悪いふられ方」「Rain」「夏の決心」などのヒットナンバーを放った大江千里が、この夏のデトロイトジャズフェスティバルにソロ出演することが分かった。
デトロイトジャズフェスティバルは、世界最大規模の野外フリー・ジャズフェスティバルで、2018年で39回目を迎える。アメリカの夏の終わりを告げるレイバーデーの週末(8月31日~9月3日)に繰り広げられるジャズの大祭典だ。このジャズフェスの野外ステージに、大江千里はなんと「ソロピアノ」で登場する。
大江千里は2008年からアメリカに居を移し、ジャズピアニストとして活動。そのチャレンジを「note」に連載し、この1月には、ジャズミュージシャン、経営者としての多忙な日々をまとめた著書「ブルックリンでジャズを耕す 52歳から始めるひとりビジネス」(KADOKAWA)を刊行した。
ジャズピアニストとして、2012年に「Boys Mature Slow(男子成熟するに時間を要す!)」をクインテットで全米リリースして以来、ビッグバンド、トリオ、ボーカルアルバムと様々なスタイルで自身の曲を表現してきた。そして、この夏にはニューアルバムをリリース予定で現在、制作準備中だ。
そんな大江千里が、初めて「ポップス時代の大江千里曲」をソロジャズピアノで表現する。「ポップス・ミーツ・ジャズ」 「ジャズ・ミーツ・ポップス 」に、アメリカのジャズファンがどんな反応を示すか気になるところだ。
本人からは「ソロピアノは常にお客さんとの呼吸で変幻自在。音楽って楽しい!と感じてもらえる演奏ができるよう頑張ります!」という熱いコメントが届いた。
大江千里は、2018年9月2日(日)15:45~(現地時間)、Wayne State University Pyramid Stageに登場する。
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