【試写室】「警視庁・捜査一課長」堅苦しく考えず、思う存分“ツッコむ”のが正解か

2018/04/12 08:00 配信

ドラマ コラム

「同情するならカネをくれ」

このツーショット、どこか親子感があるのは「家なき子」フィルターか?(C)テレビ朝日


この有名ドラマの名ぜりふが新語・流行語大賞に選ばれてからもう24年。当時筆者は小学生で、主人公が同い年くらいだったこともあって、学校でははやりにはやった。

親にまでそんな言葉を吐いてしまって、父にボコボコにされたことを今でも鮮明に覚えている。

この言葉が今でも人々の心の中にしっかり刻まれているのは、その主人公が今でもなお最前線で女優として活躍しているから、ということも大きい。

なぜ、突然そんな懐かしのドラマの話をするのかと言うと、いよいよ始まる内藤剛志主演ドラマに、そのドラマの主人公を演じた女優・安達祐実が出演し、内藤と同作以来の連ドラ共演を果たすから。

各局で放送されているドラマやバラエティー、アニメなどを事前に完成DVDを見て、独断と偏見とジョークに満ちたレビューで番組の魅力を紹介する、WEBサイト・ザテレビジョン流「試写室」。

今回は、4月12日(木)よりスタートする内藤主演「警視庁・捜査一課長」(テレビ朝日系)の初回2時間スペシャルを取り上げる。

「警視庁・捜査一課長」の第1話は2時間スペシャル(C)テレビ朝日


同ドラマは、ヒラから這い上がってきた“たたきき上げ”の捜査一課長・大岩純一(内藤)と刑事たちの奮闘を描く人気刑事ドラマシリーズの第3弾。

今シリーズより、洞察力を武器に捜査の新機軸となる女性刑事・谷中萌奈佳(やなか・もなか)役で安達が、大岩捜査一課長の側近中の側近である運転担当刑事・奥野親道(おくの・ちかみち)役でナイツ・塙宣之が加入。

初回2時間スペシャルで大岩らが挑むのは、「20世紀から来た遺体」の謎だ。