今秋公開予定の映画「マリア様がみてる」の製作発表記者会見が26日、東京・早稲田奉仕園 スコットホールで行われ、メーンキャストの波瑠、未来穂香、平田薫、滝沢カレン、秋山奈々、坂田梨香子、三宅ひとみ、広瀬アリスが出席した。
同作は累計540万部を発行し、“マリみて”などの通称で親しまれている同名人気ライトノベルが原作の映画化作品。名門お嬢さま女子高を舞台に、上級生が下級生を“妹”に指名し、姉妹のように指導する伝統的な制度「スール」を通して乙女たちが成長していく姿を描いた青春物語だ。
学園であこがれの存在である生徒の小笠原祥子を演じる波瑠は「すでにたくさんの方に愛されている作品への出演はプレッシャーですが、同時にとてもうれしい。映画ならではの『マリア様がみてる』になるようベストを尽くしたい」と意気込む。
あこがれの祥子に“妹”に指名される下級生の福沢祐巳を演じる、13歳の未来は「演技のお仕事をするのが初めてで楽しみなことがたくさんあります。演じる祐巳は積極的なところもあるけどなかなか思いを伝えられないところもある子。祐巳になりきれるように頑張りたい」と初々しくコメントした。
全員が清らかなセーラー服と三つ折靴下というお嬢さまないでたちで登場したが、平田は「みんなかわいいし、きちんと着こなしているので萌(も)え〜って感じ(笑)」と笑顔でコメント。広瀬も「三つ折の靴下って今どきなんじゃそりゃ〜と最初は思っていましたが、ひざ下丈スカートの制服も着てみるとしっくりきますね。お嬢さま気分です!」とすっかり気に入った様子だった。
また、秋山は“原作モノ”の難しさについて、「すでに完成されているキャラクターを演じることは大変だと思いますが、少しでも自分のスパイスを加えていけたら」と役作りへの抱負を語った。
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