――自身の役とお互いの役についての印象はどうですか?
山本:私の役は明るくて、紺田くんに歩み寄っていく女子高校生。みんなは紺田くんを怖いと思っていますが、真希は平気なんです。
竜星:そこがすごいですよね。普通、みんなが怖いと思ったら、なかなか近寄れないけど。
山本:母性本能なんだと思います。「学校に来ていないけど、勉強大丈夫かな?」みたいな。
――真希の気持ちに共感できる部分はありましたか?
山本:(紺田を)助けるという部分は、気持ちが分かるかも。ちょっと孤立した人を見ると、話し掛けたくなりますね。
竜星:本人が思っている紺田と外から見られている紺田って、意外と違うじゃないですか。そこは僕も少し似ているのかなと思います。紺田は結構誰に対してもいいやつだし、真っすぐな人間だけど、学校ではみんなから怖がられるみたいな…。
山本:でも学園パートでも、ちょいちょいうウケをねらっていましたよね!? そんな紺田くんのかわいらしさをうまく表現している竜星さんは、すごいなと思いました。
――撮影を振り返って、印象的なシーンはどこですか?
山本:最後の紺田くんと真希の体育館でのシーンですね。あれは、私がクランクアップの日の最後に撮ったんですけど、一番集中したシーンでした。そして、私がいっぱいいっぱいになっていたシーンだと思います(苦笑)。紺田くんに自分の気持ちを伝えようとするんですが、うまく伝えられないんです。あの難しい感情をどうやって表現しようかとすごく考えたので、終わった後は崩れ落ちました。それくらい思い入れのあるシーンでした。
竜星:そっちは崩れ落ちていたけど、こっちサイドはまだ撮影あったんですけどね(笑)。撮影が夏だったので、夏の時期をあっという間に駆け抜けていった感じでした。極道パートをやったり、料理パートをやったり、学園パートをやったりで、盛りだくさんでした。どのテーマも、主軸になる物をミックスしたことによって、いろいろな自分をみていただける気がします。毎回その要素が出てくるので、そこは面白いと思いますね。
――では、視聴者にメッセージをお願いします!
山本:私は学園パートにしか出ていないんですけど、クラスメートの仲が良い感じが作品に出ていると思います。あとは、竜星さんのコメディータッチなところや、真希の紺田くんへの気持ちの伝え方も見てほしいです。私があんなに明るくて自然体な役を演じたのは初めてだったので!
竜星:コメディーな部分も真剣に演じていて、結構笑えるようなところもあるので、楽しみにしていてほしいです。出演されている先輩方も豪華ですてきな作品になったと思うので、ぜひ見てください!
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