「コウノドリ」音楽監修のピアニストが語る音楽との向き合い方

2018/04/14 09:30 配信

バラエティー

清塚信也氏から連弾を打診され、生演奏を披露したMCの今田耕司2017年撮影


それまでは“コンクールに出場するための音楽”にとらわれ過ぎており、本戦に出場する頃には「人が求めてさえくれたらどんな場所でもどんな音楽でも伝えていきたい」という心境に変わっていたと清塚氏は告白。

ショパン国際ピアノコンクールで入賞は果たせなかったものの、清塚氏はコンクールからの引退を決意。その後、ピアニストとしての自分を売り込んで歩く日々を送ることに。

清塚氏は「ほとんど門前払いだし嫌みを言われることもあったし」とその当時を振り返り、「あの人のピアノを聞きたいって言わせるのがどれだけ大変なことかわかった」とも付け加えた。

こうした経験を踏まえて、現在の音楽との向き合い方について「コンサートの時もトークを入れて、見せ方をもっともっとポップに」「やっぱり基本的には、音楽ってすぐそばにあるもの」と清塚氏は語っていた。

放送終了後、SNS上には「見てたらショパンの曲が聴きたくなった」「清塚さんの半生を知ってから清塚さんのピアノを聴くと泣ける」といった主旨のコメントが寄せられていた。

次回、4月20日(金)放送の「アナザースカイ」には、料理人の陳建一氏がゲスト出演する予定。