元GEM森岡悠の解散後初仕事!柏原収史演出の舞台開幕

2018/04/13 15:10 配信

アイドル

演出・音楽を手がける柏原収史(左)と元GEMの森岡悠(右から2番目)ら(C)ジョブ・ネット

九州を拠点に活動するガールズエンタテイメントユニット「トキヲイキル 」が4月11日、福岡のぽんプラザホールで第2回公演「燈火の中、貴方を想ふ」の初日を迎えた。同作の演出・音楽を手がけるのは俳優・柏原収史。女性のみのキャスト16名による初日の熱演を目の当たりにした柏原は「愛娘たちを送り出す想い。何度も涙してしまいました」と感無量の様子だった。

同作は、第2時世界大戦時中を舞台に、戦争に行った男たちを待つ女性がテーマ。トキヲイキルのメンバーのほか、客演として6月末の解散後、初仕事となる元GEMの森岡悠、LinQ2代目リーダー天野なつらも出演した。女性キャスト16名は、戦争がテーマということで、元アイドルの可愛さや飾ったメイクや衣装を封印。ほぼスッピンで体当たりの芝居を熱演した。

無事に初日を迎えた柏原は「3月末に福岡入りしてから目まぐるしい稽古の毎日でしたが、福岡の方々とたくさん触れ合い、魅せられて、充実した毎日を送りながら今日この日を迎えられました」と感慨深げ。「まさに愛娘たちを送り出す想い」だったそうで、全力でぶつかる16名の演技を前に「気が付けば僕自身何度も涙してました。自信を持って素晴らしいと言える作品ができました」と胸を張る。

主演を務めたトキヲイキルの岸田麻佑は「まだ始まったばかりですが、初日を迎えて少しホッとしました」と笑顔を見せ、「舞台は、お客さんに見てもらって、お客さんの笑い声・すすり泣きしてる声、そういうのが聞こえてくると、作品がより素敵なものになると感じてます」と目を輝かせた。

また、GEM解散後、同舞台が初の仕事となった森岡は「戦時中を強く生き抜いた女性たちのお話です。この時代が本当に存在していたこと、この過ちを繰り返してはいけないということ、そしてこの時代を歩んで来られた方への敬意とたくさんの想いを込めて、千秋楽まで駆け抜けたいと思います」と思いを新たにした。

トキヲイキル第2回公演「燈⽕の中、貴⽅を想ふ」は4/15(日)まで。さらに、トキヲイキル 第3回公演「瀬戸内少女ラジオ局」を7月に東京、8月に福岡で行う。