30歳の誕生日を7月に控え、20代最後のドラマ主演となる吉高由里子が、初の検事役に挑戦するお仕事ドラマ「正義のセ」(毎週水曜夜10:00-11:00日本テレビ系)が放送中だ。阿川佐和子が原作者であることでも話題の本作の見どころを番組スタッフに取材した。
横浜地方検察庁港南支部所属の検事・凜々子(吉高)が、持ち前の正義感で、失敗したり壁にぶち当たりながらも仕事に恋に奮闘する姿を描く「正義のセ」。
吉高が本格的な“お仕事ドラマ”に挑むのは今回が初めて。ごく普通の女性が検事になって、真っすぐ過ぎるぐらい一生懸命に突き進む――そんな王道ストーリーに期待が高まる。
本作の見どころは、何と言っても人間くさい凜々子の猪突猛進っぷりだ。
たくさん事件を抱えていても、気になるところがあればすぐに現場に飛び出していく。そんな凜々子について、番組プロデューサーの加藤正俊氏は「凜々子は、とにかく真っすぐな人間くさい女性です」と解説する。
「今までの検事ものドラマでは、主人公の私生活が見えないことが多いですが、このドラマではそこをきっちり描きます。元検事や現役検事の方々を取材して分かったのは、検事という職業は実に人間的だということ。“人間”が相手の仕事だからこそ、ドラマチックな展開が生まれるんです」(加藤P)
共演者にも個性豊かな面々がそろった。
中でも注目は、凜々子の担当事務官・相原勉(安田顕)。検事をサポートするのが仕事だが、破天荒な凜々子にはついつい感情的になって小言を言ってしまうという愛すべきキャラクターだ。
このほか、検察室には同僚検事の大塚仁志(三浦翔平)や徳永太一(塚地武雅)、支部長の梅宮譲(寺脇康文)など濃いキャラが集結。さらに、凜々子の恋人・中牟田優希(大野拓朗)、凜々子の父・浩市(生瀬勝久)、母・芳子(宮崎美子)、妹・温子(広瀬アリス)らが作品を盛り上げる。
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