かめむし・サイバーマン・はやしん・まーちん・さとるんの5人からなるYouTuber集団のレイターズ。過激な動画が話題となり、いまや中高生を中心にYouTuberのアイドル的存在として人気を博している。そんな彼らが高校卒業記念に、3月末に東京・中野サンプラザホールで「Last Show Time~レイターズ高校卒業記念イベント&Candy or Whip 1st Stage~」を開催した。
大歓声の中、舞台に登場した5人は、レイターズの歴史を振り返りながら軽快なトークをスタート。「それぞれの思い入れのある動画は?」の質問に、はやしんは「献血車の前で倒れた動画。あれは初めて編集して大変だった思い出がある」と思い出を語ると、まーちんは「サイバーマンと漫才した動画よ。だってあれが一番動画数が伸びないんだもん」としんみり(笑)。そこで、ファンの前で再び、サイバーマン&まーちんの即興漫才をすることに。サイバーマンは嫌がりながらもいつしかノリ気になり、大爆笑をさらっていた。
その後、かめむし・サイバーマン・はやしん・さとるんで結成したロックバンド、Candy or Whipがミニライブを開催。「3年=4つの遺伝子」など5曲を披露した彼らは、ステージを縦横無尽に走り回り、レイターズの軽快なノリとは異なる熱いライブを繰り広げた。再びレイターズに戻った彼らは卒業式を開催。思い出やこれからの決意を述べ、ファンと共に歩むことを誓い、イベントは終了した。
今回はイベント終了後の5人に、直撃インタビュー! イベントの感想や今後について語ってもらった。
――今回のイベントの手ごたえはいかがでしたか?
さとるん「やり切りました! こういう機会はなかなかないので本当にうれしかったです」
はやしん「いつも動画を通じてでしかファンの方とは会えないので、本当にファンはいるんだ~と、実感しました。しかし、あんなキャーキャー言われるとはビックリ!」
かめむし「次に何かをするパワーをもらいました。今回がレイターズ第1期の集大成的な感じです」
サイバーマン「始めたころはこんなことになるなんて微塵も思ってなかったんですよ。ファンができるなんてことも、こんな大舞台、それも東京で立たしてもらうんなんて。本当に不思議です」
まーちん「初めて1年くらいしたころから、街を歩いていたら声を掛けられるようになって...。そのころはムダに街をウロウロしていましたわ。声をかけられるのがうれしくって。あれがあるから頑張れたのかも。みんな声はエネルギーになるな、って改めて感じました」
――Candy or Whipとしては初のライブでしたがいかがでした?
さとるん「めちゃくちゃ楽しいんですがミスが多くて...。今回はお披露目ということで許されたところはあると思うのですが、今後は日々精進していきたいですね」
サイバーマン「拙いけれど、ファンの方がロックバンドとして見てくれているのを感じとれてうれしかったです」
はやしん「レイターズのときに振り回していたペンライトを封印して拳を突き上げてくれたのは感動ですよ」
かめむし「僕たちは、レイターズとCandy or Whipを別物にしたかったんです。Candy or Whipは、自分たちの中にある本当に伝えたいことを表現できればと思って。今回のライブを見ていたらそれが伝わったような気もしますね」
サイバーマン「そこには、バンドに参加していないまーちんのライブ前のつなぎトークのおかげでもあり...」
まーちん「15分もひとりで舞台に立つなんてなかなかよね。途中、心が折れそうになったけどかなり盛り上がったのでよかった~。みんなが楽しんでくれることが一番なのよ」
今回のイベントの模様は「Last Show Time~レイターズ高校卒業記念イベント&Candy or Whip 1st Stage~」として、BSスカパー!で4月28日(土)に放送される。
取材・文=玉置晴子
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