又吉直樹原作映画「凛」でセーラー服姿に!大沢ひかる「高校生ってどんな感じだったかな?」

2018/04/19 12:00 配信

映画

又吉直樹原作映画「凛」に大沢ひかるの出演が決定!

芥川賞作家でもあるお笑いコンビ・ピースの又吉直樹が原作の映画「凛」(2018年度公開)。佐野勇斗本郷奏多がW主演を務め、全国公開に先駆けて4月22日には「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」で初公開される本作に、大沢ひかるが出演する。大沢は、佐野演じる耕太の天真爛漫な幼なじみ・雪菜を演じる。

主人公の“天真らんまん”な幼なじみ役


「凛」は、又吉が書き下ろし2007年12月に神保町花月で公演した舞台作品が原作。神隠しの伝説が伝わる村の学校を舞台にした青春群像サスペンスだ。今回、又吉は原作のほか脚本監修も担当。又吉にとって本作は、昨年上映されて話題となった芥川賞受賞作「火花」に続く、映画化二作目となる。

物語の舞台は、「100年に一度、村から子どもが消える」という伝説がささやかれる小さな村。高校2年の耕太(佐野)は、東京から来た季節外れの転校生・天童(本郷)と仲良くなる。そんなある日、二人の周囲で友人が行方不明に。やがて、仲間がひとり、またひとりと消えていき、天童に疑いの目が向けられるようになる。耕太は戸惑いながらも天童を信じるが――というストーリー。

本作で高校生役に挑戦する大沢は、1995年3月9日生まれの23歳。「仮面ライダーゴースト」(2015-2016年、テレビ朝日系)でヒロイン・月村アカリを演じ注目され、現在FODで配信中の連続ドラマ「パフェちっく!」ではヒロイン・高橋ひかるの恋を見守る姉を演じている。

「凛」出演にあたり大沢は、「撮影中も、大人っぽいと、幾度となく監督に言われ、高校生ってどんな感じだったかな?と思い返すのに苦労しました」「OKを貰った時、監督がおおきな丸を作ってくれたのを見て、とても嬉しかったです」と撮影を振り返る。悩み抜いた末に“おおきな丸”をもらったという大沢の演技にも注目したい。

大沢ひかるコメント


私が演じた雪菜は、耕太にとって安心できる人、天真らんまんで、考えるよりも行動が先に出てしまう子と監督から伺った時、私とは対照的な役柄だと思いました。撮影中も、大人っぽいと、幾度となく監督に言われ、高校生ってどんな感じだったかな?と思い返すのに苦労しました。とくに、耕太との幼なじみ感を、佐野くんと作りだすのが難しかったです。

OKを貰った時、監督がおおきな丸を作ってくれたのを見て、とても嬉しかったです。「あぁ、幼なじみってこんな感じなんだな」って思える1シーンが作れたと思いますので、是非劇場でご覧ください。