――少々被ってしまうかもしれませんが、印象に残っている劇中のシーンってありますか?
須藤:8年前の「ライトノベルの正しい書き方」をにおわせたようなシーンがいくつかあったりするので、比べて見ていただければ。
佐藤:それ、本当に分かった? 全然分からなかったんだけど。
須藤:えっ!?
佐藤:監督がうそをついているだけじゃなくて?
須藤:ありますよね、監督?
監督:うそはついてないよ(笑)。
須藤:私、記憶が違っています? 合っていますよね。そういうシーンがあるから、見てほしいなと思います。どこがとかはネタバレになっちゃうから言えないんですけど。
竹達:私も、あそこはあえて入れたのかな?っていうところはあったし、そこは私も苦戦して監督に相談させていただいたり。
佐藤:えっ、どこ?
須藤:あのせりふですよね。3文字の。
佐藤:あぁ!
竹達;あと、役名もリンクしたりしていて。前回、市古ゆうなっていう役だったんですけど、また優那っていう役名なので、それも監督の愛なのかなって思ったりしましたね。
佐藤:竹達さんの作業服姿を見られるのは、本当にすごいと思いますね。竹達さんのこの姿は、ここでしか見られないと思います。須藤さんもそうですけど。
竹達:確かに! 作業服姿だからね。普段、アニメなどで見てくださって、私を声優として認識してくださっている方からすると、大変ビックリされた方も多いのではないかなと思うんですけど。今回、自分の体一つでお芝居させていただけて、すごい新鮮な、大変貴重な経験をさせていただきまして、うれしい気持ちでいっぱいです。
演じていくうちに、「やっさだるマン」というキャラクターが本当にかわいくて仕方なくてですね。最初はちょっと怖いと思ったんですけど、実際に動いている姿だったり、触れ合う機会も多かったりして。役的にも「やっさだるマン」のことが大好きっていうキャラクターだったので好きにならなきゃと思っていたんですけど、撮影が終わる頃にはもう大好きになっていたので、映画を見てくださった方にも「やっさだるマン」のことが大好きになってもらえると思います。ぜひ、楽しんで見てもらえたらなと思います。
須藤:私はこの世界に入ったきっかけがアイドルからで、ここ数年でお芝居をやらせていただいているんですけど、舞台が多いので、久しぶりのスクリーンの須藤茉麻を見ていだたけると思うと、穴があったら入りたいくらい恥ずかしくて。
でも、たくさんの方に見ていただきたいなと思っている作品ですし、お二人との関係性だったり、さっき佐藤くんが言ったようにダンスもあるので、久しぶりに笑顔満開で踊っている姿を見ていただけたら嬉しいです。
佐藤:個人的には、昔から知っているみんなと、また一緒に作れた物ができたっていう、それが自分たちで見てもとてもすてきな作品だって感じて、それをお届けできるのがすごくうれしいです。個人的には歌ったり、ダンスもあって。ギターを弾いたりとか、いろいろな事をやらせてもらって、すごい体当たりで夢中になって作れた作品なのです。
全員体当たりでやっていると思いますけど、それが出ていて、今流行っている漫画だっりとかではなく、本当にオリジナルの世界で、でもこれを見たら三原にこういう人がいるんじゃないかなっていうくらいに、リアルに感じてもらえると思います。だから、そういうものを全部楽しめるじゃないかなと。温かい気持ちになってくれたら、うれしいなと思います。あとは、やっぱり竹達さんのこの姿ですね。やっぱ、僕らには衝撃でしたから。こういう服を着るんだ!?みたいな。
竹達:あっ、本当?
須藤:逆に、私は普通ってこと?
佐藤:いや、僕らは幼なじみなので当たり前のようになっているので。いや、新鮮ですよ。
須藤:彩ちゃんがこれを着ているのがいいんですよね。
佐藤:そうそう!
須藤:私が着ているのはどうなんですか?
佐藤:いやー、似合う!
――竹達さんはギャップ、須藤さんの場合は…。
佐藤:やっぱり似合う! 役の関係も含めて。普段見られない姿が、ギュッと詰まってますよね。
須藤:彩ちゃんはね。
佐藤:全員! すてきな作品ができたと思いますので、ぜひ見てください。
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