4月19日に放送された波瑠主演のドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」(テレビ朝日系)の初回視聴率が、14.7%だったことが分かった。
これにより、11日にスタートした井ノ原快彦主演の「特捜9」(16.0%)、12日にスタートした内藤剛志主演「警視庁・捜査一課長」(12.7%)と、今クールのテレ朝刑事ドラマは3作品全て初回視聴率が12%を超えた。(数字は全てビデオリサーチ調べ、関東地区)
この3作品には立場や形は違えど、いずれも“熱い主人公”が活躍するという共通項があり、物語のつながりは残しつつもテレビ朝日の十八番である一話完結のミステリーというテイストも強み。
変な意味ではなく、「見逃したら負けだ!」と肩ひじ張らずにいつからでも見られるというのが、多様なメディアが混在する現代の視聴スタイルに合っているのだろう。
ここで、あらためてそれぞれの作品を紹介する。
先陣を切って11日にスタートした「特捜9」は、“9係”の愛称で12年もの間親しまれてきた「警視庁捜査一課9係」が一新した本格刑事群像ドラマ。
井ノ原演じる浅輪直樹“主任”を筆頭に刑事たちが、新たな部署「特別捜査班」でチームを再結成。寺尾聰扮(ふん)する新班長の下、抜群のチームワークで難事件に立ち向かう姿が描かれている。
初回は16.0%と相変わらずの人気ぶりを見せ、18日の第2話でも15.4%と高い水準をキープした。
25日(水)放送の第3話は、保育園の設計コンペに参加していた建築設計士・亜紀子(冨樫真)の遺体が発見される。
コンペの相手が有名な建築家・大屋(下條アトム)だと知った新藤(山田裕貴)は、一人で大屋の自宅に向かう。
すると、そこに青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)が駆け付け、直樹(井ノ原)と共に捜査するよう新藤を注意する――。
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