BS12 トゥエルビにて放送中の「居酒屋ぼったくり」(毎週土曜夜9:00-9:30)。美音(片山萌美)が店主を務める居酒屋「ぼったくり」を舞台に、訪れる人々の温かな交流や、思わず“ほっこり”する料理や銘酒の数々が描かれる。
そんな本作で、4月21日(土)にオンエアされる第2話から、中村優一演じる会社員・要が登場する。要は閉店間際に「ぼったくり」にやって来る謎多き男性。そんな手掛かりの少ない難役を務めた中村だが、撮影期間については「とにかく幸せでした」と振り返る。
中村優一に、撮影現場でのエピソードや、本作の見逃せないポイントを聞いた。
──見ているだけでお腹が減ってしまう、まさに“飯テロ”ドラマですよね。
そうなんです(笑)。全ての料理に一手間加えられていて、食べたことのあるものだけど、食べたことのない、アレンジのきいている料理ばかりが登場します。
それから、これは監督の一番のこだわりだと思うのですが、劇中に登場する料理は全て、片山さん演じる美音さんが一から作っているんです。揚げ物を食べるシーンも、具材を揚げるところから長回しで撮影していますし、魚料理はさばくところから始まります(笑)。普通、ドラマの撮影では完成したものを用意しておいて使うことが多いので、「居酒屋ぼったくり」ならではですね。
──片山さんの女店主ぶりは、いかがでしたか?
片山さんは、この作品のために料理を練習されたんですよね。でも、「本当に未経験だったのかな?」と思うくらいの手さばきで、驚きました。演技と料理、同時にしていることになるので、相当難しかったんじゃないかと思います。
僕の方が年上ですが、片山さんには包み込んでくれそうな温かさや懐の広さもあって。美音さんと重なる部分が多いので、現場ではもう、美音さんにしか見えなかったです(笑)。
──料理はおいしかったですか?
はい!(笑) 調理過程を見てから食べるので、いっそうおいしく感じたんだと思います。日頃あまりお酒を飲まないんですが、これもまたおいしかった! ちゃんと料理に合うものが選ばれているんです。
実はちょっと、酔っぱらっています(笑)。顔がほんのり赤かったら、察してください。どこまでもリアルで、“本物志向”のドラマになっています(笑)。とにかく幸せで、素敵な撮影でした。
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