KAT-TUNの3人が2016年5月以来の充電期間を終え、20日、東京ドームでライブ「KAT-TUN LIVE 2018 UNION」を開催した。
公演前の囲み取材では、亀梨和也が「ドームの景色とか、リハーサルの段階から感慨深かった」と語り気合十分。上田竜也が「ワクワクして眠れなかったです。遠足の前日みたいな」と明かすと、亀梨が「コメントと(上田の見た目の)ギャップが…」と、首や胸に激しめの傷跡メークを施した上田にツッこみ、取材陣を笑いの渦に。「2年前のライブにかかってる部分がある。前回のライブを見た方は、あっと思う場面がいくつかあるはず」と中丸雄一が前回とのリンクを見どころに挙げると、上田は「(メークの)傷も増えてますから! 2年間闘ってきたので」と息の合ったやりとりを見せていた。
ライブでは"ハイフン"と呼ばれるファンとの一体感と、KAT-TUNらしいド派手で攻撃的なパフォーマンスをアピール。オープニングでは3本の矢を描いたツアーロゴをバックに、3人ががっちりと手を重ね合わせ、団結を見せつけた。MCタイムには「KAT-TUNの世界一タメになる旅!+」がネット動画配信サービス・Paraviで5月3日から配信されることが発表され、観客の拍手の大きさで初回のロケ先を決める企画も。台湾での猛毒生物ロケを選んだ観客に、「これで俺らが死んだらお前ら後悔するから!」(上田)、「Jr.のころ『お前ら声出さないと命はねぇからな』とか言ってたから、仕返しか!」(亀梨)と絡み、より面白いほうへ彼らを追い込むファンの愛情をしっかりと受け止めたよう。
ゴリゴリ踊る曲だけでなく、聴かせるアコースティックコーナーやピアノ演奏など、メリハリの利いた構成で魅力を爆発させた3人。アンコールでは8月からのホールツアーを発表し、「8月に会いましょう!」と近々の再会を誓った。
全国ツアーは8月4日から、マリンメッセ福岡にてスタート。10月21日の大阪公演まで23公演、25万7000人を動員する。
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