4月22日の「乃木坂工事中」(テレビ東京)では、乃木坂46の20thシングル「シンクロニシティ」のヒット祈願キャンペーンとして、卒業する生駒里奈から3期生メンバーに向けた最後の授業が行われた。
今回で最後のヒット祈願になった“登山部部長”の生駒は「最後の登山を通して何かを後輩に伝えたい」との思いを込めて、山梨・乾徳山に登ることに。20thシングルで選抜入りした乃木坂46の今後を担う3期メンバーの4人、大園桃子、山下美月、与田祐希、久保史緒里と、ヒット祈願常連の星野みなみを加えた6名で企画が行われた。
開始30分、無言になる3期生に生駒が質問。まずは、乃木坂46に入っていきなりセンターを任された大園と与田に当時の感想を求めると、与田は「3日で終わった感じがします」と答え、大園も「一瞬でした」と、訳が分からぬまま日々が過ぎて言ったことを明かした。
また、今回のシングルが初選抜となった山下と久保に感想を聞くと、山下は「まだやっぱ実感が沸かなさ過ぎて、ここに居て良いのかなって思ったけど、でも何か毎日楽しめてるから、このままで良いかなって思ってます。(楽しまないと)もったいないなって思うようになりました。せっかく頂いたチャンスだから」と答えた。
これに対し、生駒は「いいですよ!そう言うポジティブな気持ちを大切に。いいじゃん!急成長!そう言う気持ちの持ちようが大事」とその考え方を褒め称えた。
逆に久保は「(選抜に入って)よりネガティブになった気がして、楽しむ余裕がまだなくて、毎日悩みばっか増えてくし、どうしたらいいか分かんないです、毎日…」と山下と違ってかなり悩んでいる様子。
生駒は「どうしたら良いんだろう?って気持ちも持つことは大事だと思う。しかも寝て起きればさ、終わるじゃん1年。だから今大変でもその内楽になるから」と自身の経験を語った。
3期生からは、与田から生駒へ「いっぱいいっぱいになった時はどうやって過ごしますか?」と質問。生駒は「私のホントの体験談を話しますと、最初の1~2年は、耐えられなくて、4時間ぐらい謎に泣いて朝まで寝れなかった。2年ぐらい。そっから何か“スンッ”ってなって、ある日突然、何にも痛みを感じなくなりました。なので、その時はそういう方法しかなかったけど、それを踏まえると、反省とかはして良いけど、自分のことを責めなくて良いって思いました」と答えた上で、
「自分のダメだったなっていう反省は良いんですけど、それ以上に、自分なんかどうでも良いやって思うのは無駄な責めなのでやらなくても大丈夫です。でも最初はそこが大変だよね」と、同じ苦労を背負った者にしか分からない悩みにアドバイス。これに与田は「なんか元気になってきた」と言い、山下も「ねぇ!」と賛同した。
最後は生駒が「レコ大シングルよりもヒットさせるよ。(今後)登山部やるやらないにせよ、楽しかったっす。みんなと登れて楽しかったよ!(登山部は)数々の歴史を作ってきましたからね」と言いながら、絶壁の岩場を登りきりゴール。
頂上では「初めて山登ったメンバーもいるけど、ケガ無く、とりあえず楽しく登れましたし、悔いはないですね!」と満面の笑みで感想を語り、20thシングル「シンクロニシティ」のヒットを6名で祈願した。
すると星野が「あと生駒ちゃんの卒業も!」と言うと、大園が「卒業後の活動も、幸せでありますように!」と生駒の今後も祈願し、無事にヒット祈願をやり遂げ大成功となった。
次回の「乃木坂工事中」は4月29日(日)夜0:00より放送。「メンバー全員から生駒への手紙 生駒&バナナマン最後の本音トーク」を予定。
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