大泉洋、高畑充希&三浦春馬と初共演で「なるべく三浦くんの至近距離にいよう…」

2018/04/24 17:31 配信

映画

田中久役・三浦春馬(左)と鹿野靖明役・大泉洋(中央)と安堂美咲役・高畑充希(右)

大泉洋が主演を務め、高畑充希三浦春馬と初共演するノンフィクション映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」が、2018年冬に公開することが分かった。

本作は、大宅壮一ノンフィクション賞と講談社ノンフィクション賞をW受賞した、渡辺一史の「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」(文春文庫刊)を実写化したもの。

幼少期から難病の「筋ジストロフィー」にかかり、人に助けられながらでないと生きていけない体となった実在の人物・鹿野靖明(大泉)。北海道の医学生・田中(三浦)はボランティアとして、体が不自由な鹿野と知り合う。

病院を飛び出し、自ら集めた大勢のボランティアや両親に支えられて風変わりな自立生活を送る鹿野は、夜中に突然「バナナが食べたい!」と言い出すなど、いつも王様のようなワガママぶりだが、自分自身に素直に生きる姿は、どこか憎めない愛される存在だった。

ある日、鹿野は新人ボランティアの美咲(高畑)にほれ、彼女へのラブレターの代筆を田中に依頼するが、実は美咲は田中と付き合っていて…。

奇妙な三角関係は、鹿野の主治医やベテランボランティアたちを巻き込み大変な騒動になるが、病状は徐々に悪化。体はますます自由が利かなくなっていく。そんな鹿野には、生きているうちにどうしてもかなえたい夢があった。

北海道を代表する俳優・大泉洋は筋ジストロフィーを発症しながらも人生を駆け抜けた鹿野を熱演。

同じ北海道で生まれ育ったという共通点を持つ実在の人物を演じるに際し、大泉は初めて車イスと介助を受ける役に挑戦する。