1999年にフジテレビ系で放送されたアニメ「デジモンアドベンチャー」の続編として、2015年から劇場上映されている「デジモンアドベンチャー tri.」(以下「tri.」)シリーズ。5月5日(土)には、最終章となる「第6章『ぼくらの未来』」が劇場上映される。
「tri.」から主人公・八神太一を演じる花江夏樹と、1999年のアニメシリーズから太一のパートナーデジモン・アグモンの声を務める坂本千夏に、今作「第6章『ぼくらの未来』」や「デジモンアドベンチャー」シリーズへの思いなどを聞いた。
――第1章が上映されてから2年半がたち、第6章の劇場上映となりましたが、「デジモンアドベンチャー tri.」シリーズを振り返って、率直な感想を教えてください。
花江:2年半たって、ついに最終章かという気持ちなんですけど、そんなに間隔が空いたという気はしていなくて、第6章まで駆け抜けてきたという感じがします。
坂本:「デジモンアドベンチャー」がまたこういう形で始まるということに、驚きと感動があった第1章だったんですけれど、成長した“選ばれし子どもたち”と出会って、みんながどんどんたくましくなっていく様子を見届けたなという気持ちです。
――親心のような?
坂本:そうです。多分、ご覧になっている皆さんも、そんなふうに思うんじゃないかなって感じています。
――子どもたちがどんどんたくましくなったということですが、それぞれ演じられている役で、「tri.」を通じてここが成長したなというところはありますか?
坂本:太一は成長したわよ。
花江:太一はそうですね。自分でまた決断ができるようになりましたね。第1章のときには周りのことを考え過ぎてしまって、あまり思い切った行動ができなかったけど、周りの人たちの影響もあって、成長していったのがよかったんじゃないかなって思います。
坂本:アグモンは変わらないところがいいんです。成長は、“進化”の中でしているので。デジモンたちはみんなそうなんですけど、そのままでいることがアグモンなんだなあっていう気持ちがあります。
――太一は第5章の終わりで地割れに落ちてしまい…というところからの第6章になります。
花江:公開されているPVには出てきているので、生きているとは思いますけど(笑)。西島先生と一緒に落ちたので、そこでどういうやり取りがあって、どういういきさつで太一が戻ってくるかっていうのは楽しみにしててほしいですね。
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