さらに真海は、経営者となった神楽や将来の警視総監候補と呼ばれるまでに出世した入間にも接触を図る。
真海は、自身を無実の罪で逮捕した入間を激しく恨み、入間に近づくためホームパーティに招待する。しかし、入間は真海の存在に不信感を抱き、警戒する。
一方、かつて暖を裏切った神楽は、不動産会社の社長として成功していた。金に貪欲な神楽は、妻・留美(稲森いずみ)の幸せよりも金儲けを第一に考えるタイプ。真海は、そんな神楽にも復讐を誓う。
復讐を胸に生まれ変わった暖をめぐり、複雑に絡み合う人間関係。暖が真海へと変貌を遂げるだけでなく、周囲を彩る登場人物たちも立場が変わっている。
そんな展開を見せる本作について、太田大プロデューサーは「脚本に出てくるのは2003年と2018年ですが、その空白の時間にそれぞれが何をしていたのか、映らない部分のタイムラインを全員分作ってあります」とそのこだわりを語る。
さらに「その15年間にそれぞれ何があったのか、これから徐々に判明していきます。そこの出来事を、暖は利用して復讐していくことになります」(太田P)と明かす。
15年間の出来事は、今後彼らの物語にどのように絡んでいくのか。真海の復讐の行方とともに見届けたい。
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