――日体大OBでもある具志堅さんと森末さんは、日体大・体操競技部が取り上げられることをどのように感じていますか?
具志堅:日体大・体操競技部の考えや成長が随所に出ています。その人間模様を醸し出してくれていますので、非常にありがたいと考えています。
森末:日体大のDNAや伝統を残してほしいのですが、そのDNAとはどんなものなのか。また、自分が受け継いで(後世に)残せたのかどうかが、自分でも分からないんですよ。この番組を見て、日体大のDNAとは何かを見つけたいですね。
――現役の日体大の後輩たちを見て、DNAが受け継がれていると実感することはありますか?
具志堅:時々、体育館に入って練習を見ていると、他の大学にはないような元気の良さは感じますよ。
森末:元気はありますよね! インカレを見ていても、試合に出ない選手が(応援で)一番やかましいのは日体大ですよ(笑)。昔から頑張っている選手に対して、試合に出場しない選手もギャラリーから応援していましたから。パワーをもらえるような感じはしますよね。
――この番組では東京オリンピック・パラリンピックを目指す選手を応援しています。具志堅さんと森末さんからも、選手に向けて一言お願いします。
具志堅:東京でオリンピックが開かれるわけですから、この巡り合ったチャンスを生かしてほしいですね。ぜひ日本の代表になって、東京で大暴れしていただきたいと思います。
森末:僕らは母国でやるのは嫌だったんですよ。海外でやる方が気が楽という考えだったんですけど、今の子たちはそうじゃない。ホーム(での開催)をパワーにできる子たちが多いんじゃないかな?
具志堅:今の子たちを見ていると、母国開催というのは、きっと良いエネルギーになると思いますね。
森末:オリンピック選手になるのが難しいんだけどね。もしなれたら、具志堅さんが言ったように、暴れるような気持ちで、好き勝手に思いっきり頑張ってもらいたいですね!
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