――沙羅と志奈子の関係については、どう思っていますか?
嫌いなわけではないですけど、めちゃくちゃ仲が良いというわけでもない。お互いに、うらやましいなと思っている部分があるんじゃないかなと。そんな二人の関係性は、すごく難しいですね。
演出の村上(大樹)さん、小百合ちゃんと相談しながら、どんなふうに演じたらいいのかいろいろ考えています。
――主人公の真次郎を演じる玉城裕規さんの印象は?
最初にお会いした時は、ミステリアスな方なのかなと思いました。でも、芝居の稽古をしたり、たくさんお話ししていくうちに、ものすごく優しい方だということが分かったんです。それに、意外とおちゃめなんですよ(笑)。
――おちゃめ?
ヘン顔をしたりして、場を盛り上げてくださるんです(笑)。周りの空気が和みますし、いつもニコニコしている印象がありますね。
――ムードメーカー的存在なんですね。
玉城さんは誰よりもセリフが多いんですけど、立ち稽古の初日に台本を持たずにお芝居をされていて。ほぼ、頭の中にセリフが入っているんです。その背中を見た時に、頑張ってついていこうと思いました。頼もしい“座長”です。
――作品の中で好きなシーンはありますか?
ダンスシーンは好きですね。バックに流れる曲もおしゃれなんです。料理を作る場面も菜箸や包丁などの小道具にこだわっているので注目してほしいです。
――タイトルに“アイスクリン強し”と入っていますが、スイーツが物語のカギを握っているんですか?
真次郎さんのお店、西洋菓子屋「風琴屋」を舞台に、いろんな事件が起こるんですけど、スイーツで解決するようなエピソードもあったりします。
――好きなスイーツはありますか?
チョコレートが好きです! ビスケットやチーズケーキもよく食べますよ。沙羅は真次郎さんが作ったお菓子が大好きなので、劇中にもスイーツがたくさん出てきます。
本番中、食べるフリではなく本当にお菓子を食べるかもしれないので、ちょっと楽しみ。2回公演の日もあるので、太らないように気を付けます(笑)。
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