スピルバーグ作品がわくわくするのはキャラクタが関係していた!?

2018/04/30 06:00 配信

映画

スティーブン・スピルバーグ監督の最新作で公開中の映画「レディ・プレイヤー1」(C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED


彼が生み出すアドベンチャー作品がわくわくする理由には、“少年の成長”という要素があると言い、スピルバーグは「この物語は三つの謎を解くストーリーだが、彼らがその謎に立ち向かう過程で、友情が築かれるのを知ることができる。そしてそれはただの友達以上の存在になっていくんだ。この若者たちは、多くのライバルや強大な敵と競い合う。それが彼を一回り大きくし、映画にユニークなアドベンチャーの要素を与えるんだよ」と本作にもその要素を反映していると言う。

また、ウェイドの配役にとても気を使ったようで、「ウェイドを見つけるのは難しかった。僕たちが感情移入ができ、彼の目を通してストーリーを見られるような最高の役者をキャストする必要があったんだ。そして僕らはピッタリの役者を見つけた。タイ・シェリダンは映画の中で最高の演技をしてくれたよ」と言う。

スピルバーグが生み出すアドベンチャー作品には、人生に悩む少年とその成長があった。そして本作のウェイドにもそれが組み込まれている。迫力満点の映像はもちろんのこと、友情、そして人生に悩みを抱えた少年の成長、どの世代にも楽しめる作品、見逃せない!