井ノ原快彦主演の連続ドラマ「特捜9」(毎週水曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)で、井ノ原演じる直樹と共に捜査をする若手刑事・新藤亮役の山田裕貴にインタビュー。撮影の裏話や俳優業についてなど話を聞いた。
――刑事・新藤亮を演じて、周りからの反響はありましたか?
僕の友達のお母さんが、僕の親に「見てるよ~」っていう連絡をくれているみたいです。親世代の方が、よく見てくださっているのかもしれないです。
――撮影も終盤ですが、当初から成長したなと感じることはありますか?
新藤は今までの“9係”の中にいなかったキャラクターなので、「なじまなくていいのかな?」とずっと思っていたんです。うまく先輩刑事になじめないとか、そういう形があってもいいのかなと。
なので、“なじまない新藤”として特捜班の中にいることに、なじんできたと思います(笑)。
特捜班の中では、山田裕貴としても新藤としても、スパイス的な役どころなのかもしれないけど、ちゃんとまとまってきたという感覚は、自分の中であります。
スタッフの皆さん、キャストの皆さんからは「本当よくなじんでくれたよね」って言ってもらえるんですけど、僕の中ではなじむまでは最低目標で、大切なのはその先です。
例えば、新藤としてどんなことができるのかとか、どんな面白さを出せるのかとか、どうやって見てくださる人の心を動かすのかというところの方が大事でした。
実際に、その先がどのくらいできたかっていうのは、僕には分からないですね。僕もTwitterとInstagramをやっていますけど、もしかしたら見てくださっている方はSNS世代じゃない人たちの方が多いのかもしれないから。
もちろん、今まで応援してくださっている僕のファンは見てくださっているかとは思うんですけど、視聴者の方で僕を知っている人がいるのかは、正直分からないです。実感は、あまりないですね。
――特捜班になじむために、ご自身でされたことはありますか?
無理していても意味がないので、素のままでいようとは思っていました。本当に皆さん優しく受け止めてくださるので、僕がなじんだというよりも、なじませてもらったという感覚の方が強いです。本当に、皆さんに感謝だなと思います。
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