篠原かをりは400匹のゴキブリと暮らす異色のキャンパスクイーン!?

2018/04/28 15:00 配信

芸能一般

スペースクラフト・エンタテインメントが手掛けるキャンパスクイーンのメンバー、篠原かをり

スペースクラフト・エンタテインメントがさまざまな大学のミスコン出場者を中心に集めたキャンパスクイーンのひとり、篠原かをりは「アウト×デラックス」(フジテレビ系)などにも出演経験を持つ昆虫や生き物のマニア。2016年の「クイズプレゼンバラエティQさま!!秋の『学力王』No.1決定戦」では初出場にして初優勝を果たし、18歳の若きクイズ王としても注目を集めた。タランチュラ8匹、ゴキブリ400匹をはじめ、クワガタやサソリなど多くの生き物を飼育しているという彼女に迫った。

──ミスコン出身者を中心としたキャンパスクイーンの中では、かなり異色の存在になりますね。

「異色すぎますね(笑)。去年の5月から参加させていただいてるんですけど、ほかの人たちと一緒にいると『私がここにいて、いいのかな?』っていう感じです」

──生物を好きになったきっかけは何ですか。

「子供のころに昆虫を捕まえると楽しいなって思った狩猟本能ですね。小学校から女子校に通ってて、一緒に昆虫採集をしてくれる友だちはいなかったので、父や弟とやってました。弟はバスケや洋楽にハマって、いつの間にか卒業しちゃったんですけど、私だけ取り残されて今に至るっていう感じです」

──最初に捕まえた虫は何ですか。

「最初はダンゴ虫です。ポケットにダンゴ虫をいっぱい詰めたままの服を洗濯機に入れちゃって、母親にめちゃめちゃ怒られました」

──ゴキブリを400匹飼っているそうですが。

「私はゴキブリに対して、恐いとかそういう感情が一切ないんですよ。見た目で言うと、一番虫らしい虫じゃないですか。可もなく、不可もなくというか、虫界のモブキャラだと思ってます。ほっといても繁殖するので、クワガタとかと違って手がかからないのもいいですね」

──タランチュラを飼うのは、さすがに恐くなかったですか。

「母親に心配されたので、実家を出て一人暮らしを始めてから飼ったんですけど、実際には噛まれて死んだ人はいないんですよ。人間を殺すほどの毒は持っていないので。ハチは攻撃的ですけど、クモはディフェンス派なので、こちらから攻撃をしかけなければ、色もキレイだし、観葉植物的に飼えますね。サボテンを育てるみたいな感じで」

──そういった生き物は、どうやって手に入れているんですか。

「野外採集することもありますけど、昆虫や爬虫類の展示即売会があるんですよ。池袋のサンシャインシティとか、直近で言うと5月3日(木)に横浜でも開催されますね。でも、私の場合はマニア気質はなくて、レアなものを飼おうというよりは、自分の飼いたいものを飼ってます」

──切手集めをする人の中でも、レアなものを集めるというよりは、この絵柄が好きだから欲しいというタイプもいますよね。

「あー、まさにその感じです」

──一方で、人間の男性もヒモとして飼育されているとか。

「自宅には飼ってないですけど、4人ほど飼育してます(笑)。生き物にエサを与えるように金銭を渡して。生き物を飼うケージの感覚で、アパートを借りてあげたりしてます。ワケありの安い事故物件とか見つけて」

──それは恋愛感情を抱いていたりではなく、研究対象として?

「そうですね。アリって全体の2割くらいしか働かないんですけど、その2割がいなくなると、残りの8割のうちの2割が働き始めるんですよ。そうやって続けていって、最後に残った1匹…究極のダメなヒモを見てみたいなと思ってます」

──今後はどんな活動を目指していますか。

「科学者としては私なんかよりも上には上がいるので、科学ライター的に難しいことをかみ砕いて説明する人になりたいです。これまでに書いた本もそうだったんですけど。それを入り口にして、生き物に興味を持ってもらえたらいいなって思います」

──でんじろう先生みたいなアプローチですね。

「あー、そうなれたらいいですね。いただいた印税で、もっとたくさんの生き物を飼育できるようになりたいです(笑)」