連続テレビ小説「半分、青い。」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)にヒロインの親友・菜生役で出演中の奈緒が、「第23回NHKハート展」のトークショーに登場。その後、囲み取材会に出席した。
「NHKハート展」とは詩とアートを組み合わせた展覧会で、東京の東急百貨店 渋谷・本店を皮切りに、およそ11カ月かけて日本各地を巡回する。
展示作品は全て、障害のある人がつづった詩に込められた思いを、各界の著名人やアーティストがハートをモチーフにした作品で表現する、コラボレーション形式で製作。第23回である今回は、全国から4084編の詩が寄せられ、その中から選ばれた50編を50人の著名人・アーティストがアート作品に仕上げた。
奈緒は本展覧会に、作画者の1人として参加。肢体不自由である75歳の女性が父親との思い出を思い起こした詩を、アクリル絵の具や墨汁を使って絵画で表現している。
中学校時代に美術部だったという奈緒だが、「(会場で)皆さんの作品をすてきだなと思いながら歩いていると、いきなり自分の絵が目に入るので“うわっ!”ってなります(笑)。うれしいなっていう気持ちと、ちょっと照れくさい気持ちです」とコメントし、自分の作品が大勢の人に見られるのは慣れない様子。
だが、「墨汁で描いている部分の“テカリ”は特に、(図録などの写真でなく)実物の絵をいろいろな角度で見ていただかないと分からないと思います」と、作品の見どころについてもしっかりアピールし、「他の作品もそうですが、そういう生の素材感を楽しんでもらえたら」と呼び掛けた。
「第23回NHKハート展」は、東急百貨店 渋谷・本店では5月5日(土・祝)まで開催。その後の巡回スケジュールは公式ホームページまで。
青木崇高、加藤諒、サヘル・ローズ、豊崎愛生、中川晃教、ラブリらが参加している他、「キャプテン翼」(集英社)の高橋陽一など、イラストや作品の制作が本業であるアーティストたちも多く名を連ねている。
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