――これまでの撮影を振り返って、印象的なシーンはありましたか。
佐那(戸田恵梨香)と宇海さんとの役の絡みは、いろんな影響受けますね。(佐那が持つ)“キラキラしたもの”は、大人になるにつれて、いつの間にかくすんできたりしちゃうじゃないですか。第3話(4月29日放送)では、そういうものを取り戻す回だったので、佐那の持つひたむきさというか、キラキラ頑張っている姿だったり、その言葉だったり、宇海さんの“仙人感”じゃないですけれど(笑)、そういうものは印象的でした。
あとは第3話で登場する、ゲストの親子像に江口の小さい頃にリンクして、何か江口なりに取り戻すみたいなところだったので、今後もいろんなところからいろんな影響を受けるんじゃないかなというふうには思いますね。
――今後の展開で期待していることは?
江口と宇海はきっと年設定も近いでしょうし、同世代の男同士でなんかちょっとした友情じゃないですけれど、そういうふうに宇海と江口がなっていったら面白いんじゃないかなと思いますね。
――デビューしてから今まで、ご自身の中でつながっていることはありますか?
自分も江口じゃないですけれど、さっき言った“キラキラ”がくすんでいった時期みたいなのもありました。そこから脱却して今に至っているんですけれども、そのときに一番考えたのが、「じゃあ俺は何に一番キラキラした思いを持って仕事始めたのかな?」という思いだったんですよね。じゃあ、その思いを遂行というか、ある種18歳の頃の自分にちゃんと顔向けできるようにやってかないといけないなぁと思っていた時期がありました。
――ドラマの公式SNSアカウントでは、共演者との楽しそうな絡みが見られますね。
みんな仲いいですよ。特に話していることは、これと言ってですけれど(笑)。でも、話ができるチームの方が、きっと距離感が近いと思います。いちいち議題が決まっていない方がフランクじゃないですか。
まあ皆さん、大人の方々もそうですし、若い方々もそうですし、いろんな意味でみんな良い人ですごく気さくです。第1話を撮っているときにはもうチーム感ができつつあったので、それはもうフレッシュながらも大人の現場というか、猛者たちだなという感じがしていますね(笑)。
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