フリーランスで声優活動を行いながら、モデル業やミュージックビデオへの出演など、幅広く活動を行う高嶺エル。高嶺は他にも、オリジナル衣装のコスプレを披露し、動画配信サービス「ニコニコ生放送」で放送されていた「コミックビーム生放送」に出演するなど、そのマルチな才能に磨きをかけている最中だ。その高嶺に、「コミックビーム生放送」出演時の感想や今後の目標などについて聞いた。
──高嶺さんは声優業とモデル業を軸に活動されているかと思いますが、最近の活動内容について教えてください。
最近はモデルのお仕事をさせていただく方が多いですね。例えば雑誌とか、フリーペーパーのモデルとか。この業界に入った時には声優を目指していたのに、なぜか最近はモデルのお仕事ばかりです(苦笑)。でもモデルのお仕事は、服によってどういうテイストで撮影するかが変わってくるので、演技をするという部分では声優業との共通点があるなと思います。上目遣いを使ってみたり、クール系を求められたら見下ろしてみたり、モデルでもいろんな表情を作るんです。ですのでモデルとしての表現を学びながら、本職は声優として頑張っていきたいですね。
──動画配信サービス「生テレ」でのオーディションをきっかけに、「コミックビーム生放送」へのゲスト出演が決定。そこからレギュラー出演が決まったことは、高嶺さんにとって大きな出来事だったかと思います。当時の思い出について教えてください。
「コミックビーム生放送」へのレギュラー出演が決まった時は、本当に嬉しかったです! めったに会うことができない漫画家さんたちにもお会いすることが出来ますし、裏話までいろいろと伺える。それに私、「コミックビーム」作品が好きなんです!(笑)。だから漫画作品がどうやって出来たかという裏話とか、実は「コミックビーム」の編集長が掲載作品の中に出ているというのを聞くと、すごく面白いです。
──「コミックビーム生放送」をきっかけに、MC業にも興味を持っているという風に伺っています。高嶺さんの今後の夢について教えてください。
MC業は今後も続けていきたいと思っています! 「コミックビーム生放送」では、姫乃たまさんともご一緒させていただいたんですけどMC力が本当にすごくて! 近くで拝見して、姫乃さんから学ばせていただいた部分はやっぱり多いですね。それからMC業でいうと、ラジオにも挑戦したいと考えています。というのもラジオって、極端に言うと“声だけ”のお仕事だと思うんです。その中でも、どれだけ相手に伝えられるかとか、自分が表現できるかというのは、とても難しいことだと思うので、自分の勉強にもなると思いますし、ぜひ挑戦したいですね。
あと今後の目標としては、モデルやミュージックビデオのお仕事ももちろん続けていきますが、本当は海外でも声優やコスプレのお仕事をしたいと思っているんです。そのためにはもっと外国語をできた方がいろんなお仕事につながると思うので、自分を磨いていって、ゆくゆくはもっとたくさんの方に「声優・高嶺エル」を知ってもらえたらいいなと思います。
取材・文=竹内巴里
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