里久鳴祐果、家族ぐるみで“大魔神”にハマリ中

2010/05/11 22:28 配信

芸能一般

「声優の日」に登場した里久鳴祐果。主演中のドラマ「大魔神カノン」に出てくるブジンサマとのツーショット(C)2010 大魔神カノン製作委員会

東京・秋葉原の「東京アニメセンター」で定期開催されているイベント「声優の日」に4月25日、イベント初の女優ゲストとして里久鳴祐果が登場。4月から放送中の主演ドラマ「大魔神カノン」(テレビ東京ほか)についてやプライベートの過ごし方など、さまざまな質問に答えた。

同イベントは声優の関山美沙紀が司会、中嶋ヒロがアシスタントを務め、毎回人気声優を迎えて制作の裏話などをトークしている。

里久鳴主演の「大魔神カノン」は総制作費10億円を掛けた特撮ドラマ。人間世界を脅かす悪霊を封じるため、大魔神“ブジンサマ”をよみがえらせることのできる「いのりうた」を受け継ぐ少女・カノン(里久鳴)と、人に大事にされた物の化身である“オンバケ”が協力しながら生きていく姿を描く。

里久鳴は「制作費のことや、カノン役のオーディションに1000人以上が参加したことなど、何も知らされていなかった。受かった時に初めてそういう作品なんだと知って、とてもいい機会を頂けたのだなと驚きました」と振り返る。また、そのオーディションの様子がWebで公開されたことについて、「恥ずかしいですね! 審査員の方以外に見られるとは思っていなかったですから。本当に恥ずかしいです!」と苦笑いしていた。

ドラマは半年間で全26話が放送される予定。撮影はすでに終えており、里久鳴も放送を見ながら仕上がりを確認しているそう。「CGを使っているので、そこは撮影中は想像で演じていたんです。家でこたつの中に潜りながらオンエアで確認しています。一緒に見ている父が『うん、頑張ってる』と言ってくれています(笑)。母は、まだ放送されていないうちから、わたしが劇中で歌う『いのりうた』を覚えているんですよ。わたしが家で練習していたから覚えちゃったんです(笑)」と一家そろって同作にハマっているエピソードを語った。

トークでは明るいキャラクターが全開だが、「カノンはわたしとは真逆で、とにかく内気。今はまだ人を避けている状態ですが、6話(5月7日[金]放送)くらいから少しずつ明るくなっていきますので長い目で、じわじわと(笑)見ていただけたら」と話し、まだドラマに登場していない大魔神についても、「とても優しくて格好いいので期待していてください!」とアピールした。

続いて、観客からの質問に答えるコーナーでは、「1日オンバケになれるとしたら何のオンバケになって、何がしたいか」と聞かれ、「飛行機になって高く大きく飛びたい! 旅行が好きなので国際線になりたいです(笑)」と回答。また、「休日には何をしているか」と聞かれ、「最近はパン作りが趣味で、この間はレーズンパンやマフィンを作りました。お休みの日は外出すると人が多く混雑しているのであまり出掛けません」とプライベートの様子を語った。

特技を披露するコーナーでは、「東京23区を7秒以内に言い切る」という早口技を、5.41秒という自身最速記録で披露し観客を驚かせた。さらに「円周率50けたを暗唱できる」という特技も7秒ジャストで言い切ることに成功。声優である関山や中嶋も驚きの結果に、会場からは大きな拍手がわき起こっていた。

イベントを終え、里久鳴は「お客さまとの距離がすごく近くてテンションが上がってしまいました! 特技の早口技も記録が縮まってうれしいです。次は、『大魔神カノン』に出てくるオンバケの名前を全部覚えて、何秒で言えるかにチャレンジしてみようかな(笑)」と楽しそうに振り返っていた。