吉高由里子が自分の声に駄目出し!「耳障りで嫌い」

2010/05/12 10:52 配信

ドラマ 芸能一般

ドラマ「豆腐姉妹」で1人3役に挑戦する吉高由里子(C)WOWOW/アミューズソフトエンタテインメント

WOWOWでは、吉高由里子がドラマ、アニメーション、フェイクドキュメンタリーの手法を駆使して1人3役に挑戦するドラマ「豆腐姉妹」を7月31日(土)から放送。そのアニメーション部分のアフレコ収録が5日、都内で行われ、収録後に吉高がインタビューに応じた。

同ドラマは、豆腐のような白いマンションで共同生活する三姉妹の心の成長を描く作品。吉高が演じるのは、きまじめだが不倫関係に悩む長女・絹代、キャバクラで人気ナンバーワンの次女・もめん、若手人気女優として活躍する三女・由里子の3役。長女はドラマ、次女はアニメ、三女はフェイクドキュメンタリーの表現手法を用いてストーリーが展開する。

初のアフレコを行った吉高は「自分では“倖田來未かわたしか”ってくらいに(自分の声が)ハスキーボイスに聞こえていたんですよ。そう思っていたのに、収録後、スピーカーで聞いたら『うわっ、何この声!』って感じでした。(自分の声は)ちょっと耳障りだし、嫌いですね」と厳しい評価を。また、「1回(せりふを)かむと、アニメーションなんで(映像に)置いていかれるんですよ! そうすると、自分のテンションも下がっていっちゃう。滑舌が悪いので、そこは(せりふをかまないように)頑張ってました」と収録を振り返った。また、アフレコ収録のブースについては、「あの空間は心地いい耳鳴りがするくらいすごく静かで好きです。でも、ボソッと言った一言も全部筒抜けちゃうんで、発言には気を付けます」と話し、笑いを誘った。

実写部分の撮影はすでに終えたそうで、フェイクドキュメンタリーと位置付けられた三女・由里子役については、「素と演技を混ぜています。どっち付かずな感じですね」と打ち明けた。長女・絹代役での不倫関係を持つ石田(田中要次)とのラブシーンについては、「監督は妥協しないんで、真剣にやりましたね。頑張った結果、出来上がった映像が気持ち悪過ぎました(笑)。ファンタジーですよ!」と主張した。

また、3役を演じたことについて、「台本を見た時に、3人の役名とわたしの名前が線で結ばれていて、キャスト表があみだくじみたいになっていたんです。全然意味分かんないって思いました(笑)。ですが、やり始めてみたら『こうやって(実写とアニメーションを)合成していくんだ』と分かって面白くなりました。普段は撮った直後の映像はあまり見ないんですが、(この作品では)毎回絶対見ていますね」と手応えを感じた様子。最語に、「実写とアニメが同じ画面で写っているところがすごく不思議ですよ」と見どころを語った。