夢を失くした女性と夢を追い掛けるベトナム人の青年が運命に導かれるように出会い、国境を越えて愛を貫く姿を描くヒューマン・ラブストーリー「クジラの島の忘れもの」が、5月12日(土)に公開される。
本作で、心に影を落とすヒロイン・愛美を演じる大野いとにインタビューを行った。
作品全体の印象やロケ地となった沖縄・ベトナムでの撮影エピソード、相手役を務めた森崎ウィンと共演した感想、意外なスイーツの趣味なども教えてくれた。
――完成した作品はご覧になりましたか?
はい。沖縄の美しい景色が映し出されていましたし、ベトナムの異国情緒あふれる感じもはっきりと分かったので、見ていてうれしい気持ちになりました。それと、懐かしいという思いもありましたね。
――牧野裕二監督にとっては長編デビュー作となりましたが、印象に残っている演出はありましたか?
牧野監督の演出は、例えば「ここで目線落として」とか「そこで2歩、歩いてみて」といった細かいものではないんです。
私がいろんなことを考えているということを前提に指示を出してくださって「もうちょっと笑顔を増やして」だったり、「もう少し柔らかい感じで」とか、撮影現場全体もすごく優しい雰囲気に包まれているように感じました。とても演じやすかったです。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)