TOKIOメンバー山口達也の不祥事を受け、2日都内で城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也が謝罪会見を行った。以下会見冒頭のメンバーコメント全文。
本日は皆様私共のためにわざわざお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
TOKIOのリーダー城島茂です。今回、TOKIOのメンバー山口達也が犯した事件におきまして、被害に遭われた方、そのご家族の皆様にTOKIOのメンバーとして、心より深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。
(全員で深く頭を下げる。約28秒)
そして私たちTOKIOをふだんから支えてくださっているファンの皆様、スポンサーの皆様、全ての仕事の関係者の皆様に、本当に多大なご迷惑をおかけしました。心より深くお詫び申し上げます。申し訳ありません。
今回の山口の件に置きましては、私たちメンバー全員深く受け止めております。実際にこれまでに事件発覚後、時間がありましたけれども、一刻も早くこのような形でTOKIOとして謝罪と、自分たちの思いを発表しなければという気持ちがあったんですけども、事件発覚が25日ですか、それから全員が集まったのが30日月曜日の夜でした。その中で5人で話し合いまして、その時に山口達也の口から出たのが「TOKIOを辞めます」という言葉でした。
その言葉は、5人の話し合いの中で自然に出たというわけではなく、本人がもともとその決意を固めていたようで、途中から自分のカバンの中から退職願、辞表を取り出しまして、リーダーである私に託してきました。
正直、本人も憔悴しきっている中で、メンバーそれぞれ色々な思いを抱えて5人集まったんですけども、TOKIOの今後の活動を含めどうすべきか、山口の処分を含めどうすべきか。今まで自分たちで考えやってきた部分もあったので、5人の話し合いの中でどうするかという部分はあったんですけど、正直山口が憔悴しきっている姿を見た時、23年一緒にやってきた仲として「そうか辞めてくれ」と言えない私たちがいました。
ただTOKIOとしてやっていかなければならない責任、確かにあります。今後私たちが芸能活動、音楽活動を含め、山口の処分を含め、どうすべきか。答えはその時出せなかったのも事実です。
ただ、今僕たちにできることは…今日この会見で出来ることは、まず被害に遭われた方そしてご家族の皆様に、TOKIOとしてメンバーとして、山口の責任はTOKIOの責任だと思っています、みんなの責任だと思っています…全員で謝罪会見を開かせていただくのが、まずそこが優先ではないかという結論に至りました。
1人は5人のため5人は1人のため、そんな思いで23年メンバー5人で突っ走ってきました。いいときもわるいときもありました。メンバーによってはデビュー前から30年一緒にいた仲もいます。たぶん今これ、山口見ていると思います。どういう結果になろうと、TOKIOのリーダーとして矢面にたって、そしてこの3人もTOKIOとして全員で何を伝えられるのか、しっかりと皆さんの質疑応答に応えて、きちっと報告できることはして、謝罪をして、この先どうするかは答えがでていませんが、ただ目の前のできることをしっかりとやって頑張っていくしかないなというのが結論でございます。
この結論が皆さんにとって、TOKIOって甘い、リーダー甘い、メンバー全員甘い…いろんな声があると思っています。それもふくめて今は全員受け止めていきたいと思っています。本当にこの度は申し訳ございません。