5月18日(金)の「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系)では、4月に逝去した高畑勲監督の遺作「かぐや姫の物語」を完全ノーカットで放送することが決定した。
高畑監督が、日本最古の物語「竹取物語」を全く新しい解釈で映画化した本作。美しい水彩画がそのまま動き出したようなダイナミックで美しい映像は、第87回アカデミー賞長編アニメーション映画部門にノミネートされるなど、世界中が絶賛した。
“かぐや姫”という一人の女性の誕生から美しい姫に成長していく様子を、姫の“心”を焦点を当て、命の輝きと“生きる喜び”というテーマを表現した感動の超大作だ。
5月15日(火)には東京・三鷹の森ジブリ美術館にて「お別れの会」が行われる。
「かぐや姫はなぜ、数ある星の中から地球を選んだのか。この地で何を思い、どう生きたのか。かぐや姫は、なぜ地球を去らねばならなかったのか」。この高畑勲監督の3つの問いから、映画「かぐや姫の物語」の企画が始まりました。
8年間という長期の制作期間を経て完成した映画ですが、ジブリ第7スタジオのスタッフたちとともに、とても楽しそうに映画を作っていた高畑監督を思い出します。
残念なことに高畑監督は亡くなってしまいましたが、最後の長編映画「かぐや姫の物語」を、この機会にぜひ日本中の皆さんに楽しんでいただければと思います。
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