生田斗真＆瑛太ら出演「友罪」に“30代演技派俳優”がズラリ

生田斗真・瑛太がW主演を務める映画「友罪」が、「64－ロクヨン－前編/後編」(2016年)などヒット作を連発する瀬々敬久監督のメガホンで5月25日(金)に公開される。

同作は、ミステリー界の旗手・薬丸岳が2013年に発表し、神戸児童連続殺傷事件をほうふつとさせて話題を呼んだ同名小説を映画化。

かつて世間を震撼させた事件を起こした少年Aの“その後”と、周囲の人々の葛藤。それぞれの過去と現在が絡み合い、疑心や後悔に囚われたさまざまな人間模様が交錯し、やがて人間存在の謎に満ちた深みへと導く、慟哭のヒューマンサスペンスとして、公開前から話題を集めている。

主演の2人に加え、佐藤浩市、夏帆、山本美月、富田靖子ら日本映画界を代表する名優が集結した本作だが、特筆すべきは作品を彩る30代の演技派俳優たちだ。

まずは、W主演の1人として存在感を発揮している生田(33歳)。ジャニーズJr.として芸能界でのキャリアをスタートさせ、映画やドラマや舞台で活躍し、今や世間的にも演技派俳優として支持されている生田だが、近年は演じる役の幅の広さも話題に。

「秘密 THE TOP SECRET」(2016年)では、人間の脳にコンタクトして事件を解決する特殊機関の室長役で、頭脳明晰(めいせき)ながら感情を表に出さない繊細な演技を披露。

LGBTと家族の在り方をテーマにした映画「彼らが本気で編むときは、」(2017年)では、トランスジェンダーの元男性役を熱演し、いずれも高い評価を獲得している。