田中れいな、舞台「信長の野望」で戦国一の美女に。視線を奪う芝居を作りたい!

2018/05/05 07:00 配信

アイドル インタビュー

お市役で出演する田中れいな。言葉が止まらず、思いがけないロングインタビューに


5月17日(木)より、東京・渋谷のCBGKシブゲキ!!にて公演を開始する舞台「信長の野望・大志」に、モーニング娘。OGの田中れいなが出演する。

【舞台「信長の野望」はキャストもインパクト大!田中れいな、妄キャリ・水城夢子、でんぱ組.inc・成瀬瑛美も出演!! より続く】

田中れいなが演じるのは織田信長の妹であり、浅井長政に嫁ぐお市の方。「SIDE織田」「SIDE浅井」のダブルストーリーの中、間で揺れる戦国の女性に身を変える。田中はモーニング娘。時代から数多くの舞台経験を持つものの、時代物への出演は今作が初めてとなる。

「自分とは真逆の印象」というお市をどう演じようと思案しているのか。稽古で奮闘する彼女にインタビューを行い、役への気持ち、舞台の注目ポイントなどを聞いた。

自分とかけ離れたお市をどう演じようか?


――お市役のお話を受けた時はどんなお気持ちでしたか?

「私でいいんですか!?」って(笑)。まず見た目がかけ離れてるじゃないですか。それに、時代物は本当に初めてでしたから。大丈夫かなとは思ったんですけど、こういうお話をいただけるのも今の内だけかもしれないし、挑戦してみようと思いました。

――やっぱり自分とかけ離れていると思ったんですね。

思いましたよ。とりあえず昔の人って、黒髪ロング、着物でおしとやか、みたいなイメージがあったから、「全然れーなじゃない」って(笑)。今まで衣装で着物を着ることはあったけど、レースが付いていたり、リボンを付けて派手な感じにしたりだったので、おしとやかな着物女子の自分を全然想像できなかったんですよね。

――演じるお市についてはどういう印象をお持ちですか?

まだ探りながらなんですけど(取材時4月末)、演出家さんからは、芯が強くてすごく頭が良い女性って聞いています。頭が良いっていうのは勉強ができるとかじゃなくて、自分が生き延びるためにというか、そういう行動の部分のことで。昔の人って今と生きている条件が違うじゃないですか。結婚も自由にできないし、普通にのびのびと生きられないんだなって、この台本を読んで思ったんですよね。

芯の強さというのはいつもの私でいけると思うんですけど、台詞が敬語ばかりで、そこに自分的な強さを表わせなくて苦戦してるところです。でもきっと、敬語だからとかそういうことじゃないんですよね。お芝居の問題なので。とりあえず!「芯が強くて美人」と言われる女性なことだけは分かってます(笑)。

――言葉自体も違いますからね。

それも普段使っている敬語じゃなくて、「されど」とか「ございまする」とかだから。普段の生活で「されど」とか使います? 使いませんよね。それこそ最初は発音も分からなかったので、詳しそうな知り合いに聞きまくりました。本読み(共演者全員による最初の台本合わせ)の前に準備して、しっかり入れてから行きたいタイプなので。