サタミシュウの官能小説を映画化した「私の奴隷になりなさい」の続編第3弾となる、今夏公開の映画「おまえ次第~私の奴隷になりなさい・第3章~」のヒロイン・繭子を、新人・杉山未央が務めることが発表された。
オーディションを経て、今作のヒロインに決まった杉山は、女優になるために大学を辞めて芸能界に飛び込んできた異色の新人。
これからは農業だと思い東京農業大学に入学し、勉学に励んでいたものの、ある日小さい頃からの憧れであった女優をやるには今しかない、農業は後からでもできると気付き、大学を中退。俳優の養成所の門をたたいた変わり種だ。
初のヒロイン役で一糸まとわぬ姿や、ラブシーンにも初挑戦する。目黒(毎熊克哉)に出会い、官能に目覚め、“ご主人様”の奴隷として華開き、精神的に自立していく繭子を体当たりで演じる。
本作の監督は、同じく今夏公開の第2章に続き城定秀夫が担当する。「味見したい人妻たち(押入れ)」(2003年)で監督デビューし、その年のピンク大賞で新人監督賞を受賞。以後、手掛けた作品は60本近くにのぼる。
城定監督は、杉山について「初めて会った時から不思議な雰囲気をまとった女性でした。そのつかみどころのない魅力は作中の目黒という男が繭子という女に感じたそれだったのだと思います。魔性の女というのは本来彼女のような女性なのかもしれません」と評した。
ほか脚本を石川均、制作は良質な映像制作に定評がある制作プロダクション・ステアウェイが担当する。
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