――話は変わりますが、池田さんは子役として活躍されていました。お笑いに進まれたきっかけは何でしたか?
池田:山口智充さんや友近さんと一緒に「スタぴか!―」(2005-2008年、日本テレビ系)というバラエティーに出演させていただいた時、「やっぱり、バラエティーは楽しいな」と思ったんです。それで、中学を卒業した時に一度NSCを受けたのですが、面接で「高校はちゃんと行っておいた方がいいよ」と言われたので、高校卒業後にまた受けたんです。早く、お笑いがやりたくて仕方がなかったんです。お笑いができなかったから、子役をやっていたんです。大阪出身なので、吉本新喜劇が大好きでしたね。中でも藤井隆さんが大好きで、そこからですね。歌もダンスもMCもできて、お笑いも演技もできるというのが憧れでした。
――まさか女装をすることになるとは思っていなかったと思うのですが…。
池田:入り口は自分の入りやすいところからでいいと思っていました。藤井さんを見ていても、最初はハイテンションなオカマキャラでブレークされて、いつの間にかMCとか歌うお兄さんみたいになられた感じなので。
――どうですか、相方の姿は?
実方:あまりにも見ているので、あまり言いたくはないですけど「キレイだー!」(笑)。
――先ほど、鈴木さんとのトークで、「キレイだ」ネタは作られた当時はあまりウケなかったと言われていました。どのようにブラッシュアップされたのですか?
実方:あのネタをまず2人で面白いと思えたことが特別だったと思うんです。あと半分は偶然なんです。
池田:最初に作った時は、言い方が「キレイだ」ではなく、「キレイです」だったんです。全然、(今とは)イメージが違って…。
実方:このネタをネット番組でもやったことあるんですけど、リハの時に僕が緊張し過ぎちゃって間合いをはずしちったんです。それで、めちゃめちゃ溜めて「キレイだ」って出すことになっちゃったんです。そしたら、スタッフさんが「ちょっと、待って!」みたいになって。「実方くんの顔で今の言い方、周りがバカ受けしているから1回、止めて!」みたいになって。
池田:「なんでウケるの?」みたいな感じでしたね。
実方:めっちゃ、盛り上がっているんですよ。それで、もう1回やろうということになって。それでもう1回やったら、まためっちゃ盛り上がったんです。だから、本当に偶然の産物ですよね。あの、間合いと言い方は。
池田:そこから、「これいけるんじゃない!?」みたいになって。
実方:大舞台になればなるほど、ウケるネタになりましたね。
――最後に、番組の見どころをお願いします!
池田:今後の自分たちの芸人人生にかかわることをおさむさんにお伺いしたので、本当は見てもらいたくないくらい。でも、見てください!(笑)。
実方:「冗談騎士」をご覧のみなさま、キレイだ!(笑)。
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