田中れいな、「信長の野望・大志」公開稽古で劇中歌を披露!「癒やしボイスで魂を鎮めたい」

2018/05/09 17:00 配信

アイドル

公開稽古で美しい歌声を披露した田中れいな。モーニング娘。6期メンバーで、現在はガールズユニットLoVendoЯのボーカリストのほか、女優として活躍の場を広げている

5月8日、舞台「信長の野望・大志」の公開稽古が都内稽古場にて行われ、役者陣を代表し、織田信長役の鶏冠井孝介、お市役の田中れいな、今井宗久役の彦摩呂が上演への意気込み、舞台の見どころを語った。

衣装の着物姿で臨んだ田中は、公開稽古の中で舞台オリジナルの劇中歌「レクイエム」を披露。「大事なシーンで魂を鎮める歌を歌っているんですけど、ちゃんと魂が鎮まるように癒やしボイスを本番までにさらに練習していきたい」と意気込みを述べ、さらに自分が出ないシーンはお客さん目線で見ていると明かす。

「ぶっちゃけ歴史のことは全然分からなかったんですけど、この舞台を通して好きになっちゃって。『市ってこう生きていたったい!』とか、そういうのを見ると凄まじい世界だなって興味が湧いてきたので、私みたいに歴史があまり得意でないという方でも楽しんでもらえる舞台です」とコメント。随所で迫力ある剣劇を見せる殺陣についても、「本当にすごい。通し稽古でもないのに泣きそうになったり、『なんでそこ行かんとよ!』と突っ込んだり、感動しながら見ています」と興奮気味に声を上げていた。

舞台は史実にある織田対浅井・朝倉軍の戦いを主軸に描かれるが、それがただの歴史のなぞらいではないのがゲーム「信長の野望」原作であるところ。上演前のため詳細は明かせないが、彦摩呂は「歴史そのものを忠実に演じるのではなく、ゲームをやっている人の記憶を残した人がドラマの中に入っていくというもの。ものすごい立体感のある内容になっています」と表現し、鶏冠井も「歴史通りに進むのではなく、自分の思うようにできるというのがシミュレーションゲームで、それを舞台化するというのはどういうことなのか…。『信長の野望』がそのまま舞台上に来たようです。その時代に生きていた人たちの人間模様も楽しめる舞台になっています」と語った。

同舞台は5月17日(木)から5月27日(日)まで東京・渋谷のCBGKシブゲキ!!にて、「SIDE織田」「SIDE浅井」の2種の公演を回替わりで上演する。

文:鈴木康道