毎週木曜夜8時から放送中の「警視庁・捜査一課長」(テレビ朝日系)。今シリーズより刑事役で安達祐実、塙宣之が加入した本作は、ヒラから這い上がってきた“たたき上げ”の捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)と刑事たちの奮闘を描く、人気刑事ドラマシリーズの第3弾だ。
今回、鑑識課主任の武藤広樹を演じる矢野浩二にインタビューを行い、ドラマへの思いや共演者とのエピソードなどを語ってもらった。
――日本では初の連続ドラマレギュラー出演となる本作も、3年目に突入しました。
本当にありがたいですね。3年前は見るもの全てが新鮮で、“浦島太郎”状態で日本での活動を始めて、このような人気シリーズに出演させていただけるのはうれしい限りです。
今回からメンバーも少し変わり、前作とはまた違った良さがあって、新鮮な気持ちで撮影に臨んでいます。
――今シリーズからは、新たに安達祐実さん、塙宣之さんが刑事役として加入しました。
実は20年ほど前、僕が24歳くらいのころに安達さんとはドラマで共演しているんです。20年以上ぶりにご一緒させていただくことにご縁を感じますね。安達さんは本当にすてきな方で、役どころも経験豊富な刑事ということでピッタリです。
塙さんは、演技をしているときとオフのときの違いがないというか、役に入るスイッチがないので、すごく自然な演技をされます。それが少し不気味なのですが(笑)、面白いなと思いますね。現場でもすごく真面目で、礼儀正しい方です。
――内藤さん、安達さんのコンビはいかがですか?
お2人は現場でも何度も役についてディスカッションされていて、休憩時間にも互いにコミュニケーションを取りながら撮影に臨まれているので、その関係性がいい形でお芝居にも投影されているなと感じます。
――小山田管理官役の金田明夫さんとの掛け合いもパワーアップしていますね。
金田さんのツッコミがないと、武藤は生きないので非常に助けていただいています。今回も事前に金田さんとはいろいろな話をさせていただいて、僕の演技プランといったら大げさですが、役に関する提案をしたのですが、的確な指示を頂きました。いいと思ったことはいいと言ってくれますし、駄目なときはしっかり駄目だとおっしゃってくれるので、役柄の方向性もはっきり見えるんです。
中でも、金田さんから「武藤は自信家だから、矢野っちも自信を持ってそれを表現してくれ」とおっしゃっていただいたので、今はそれを意識しながら演じています。
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